例のチョコレート騒動から数日後、種ヶ島はチョコレートを食べさせたメンバーに招集を
かけ、越知と毛利の家で集まることにした。チョコレートを食べさせられたメンバーも種
ヶ島に文句を言いたかったので、その招集に乗ることにする。越知と毛利の家に全員が揃
うと、各々好きなところに座る。
「この前ぶりやなあ☆」
「種ヶ島くんには、ちょっと言いたいことがあるんですよね。」
「同感だ。この前のチョコレートのことだが・・・」
君島と越知が種ヶ島に文句を言おうとすると、種ヶ島がその言葉を遮って喋り出す。
「そうそう、今日集まってもろたんはこの前のチョコ食べた日の感想を聞くためやねん。
いつもと違うてよかったやろ?」
「やっぱり何か仕込んでいたんですね。」
「許可を得ずにそういうことをするのはよくないぞ。」
少しだけお怒りモードの君島と越知を前にしても種ヶ島は余裕の表情で笑っている。
「えっ、サンサンもツッキーもその日は楽しめなかったん?絶対楽しめると思っとったん
やけど。どう思う?アツ、毛利。」
「は?俺に振るのかよ?」
「え、えーと・・・」
話を突然振られ、遠野と毛利は戸惑うような反応を見せる。そのときのことを思い出して
いるのか、どちらの顔も少し赤く染まっている。
「ちなみに、俺と竜次はだいぶ楽しめたで☆」
「おい、何ぶっちゃけってんだよ?」
「ええやん。その方が話しやすくなるだろうし。」
自分達のことを話され、大曲は思わずつっこむ。それを聞いて、君島や越知はハッとする。
「お前達も食べていたからどうなのかと思ったが、やはりお前達にもそういう効果はあっ
たのだな。」
「コイツが作ったもんだから、コイツには効かなかったし。俺も入ってるのを食ったつも
りはなかったんだけどよ。」
「大曲くんには効いていたということですね。」
「せやで。もういっぺん聞くけど、ホンマにあのチョコを食べた日のは、みんな嫌やった
ん?」
そんなはずはないと種ヶ島はもう一度聞いてみる。一旦皆黙ってしまうが、その沈黙を破
ったのは毛利であった。
「あの・・・俺は、嫌ではなかったです。いつもより気持ちよかったですし、いつもより
ぎょーさん月光さんと出来たんで。」
「も、毛利!」
素直な感想を述べる毛利に、越知はドキっとしてしまう。それを聞いて、遠野も口を開く。
「勝手にそういう薬を盛られたのは、処刑案件だと思ったけど、確かに悪くはなかったな。
いつも以上に君島のもらえたし。」
「ちょっ、遠野くん!?」
「毛利もアツも正直でええなあ。ほんなら、こういうんはどうやろ?」
そう言うと、種ヶ島は鞄の中からピンク色の液体が入った小瓶をいくつか取り出し、テー
ブルの上に置く。
「これは、あのときのチョコレートに入れた媚薬やで。」
『!!』
種ヶ島のその言葉を聞いて、そこにいたメンバーの目の色が変わる。
(これがこの前の・・・)
(あのときの毛利の反応、もう一度見たい。)
(これを使えば、あのときのような遠野くんを・・・)
(これがあれば、あのときみたいにたくさん君島のがもらえるのか。)
「全員分用意はしとるんやけどな、ただであげるわけにはいかんからなあ。」
「もしかして、金取んのかよ?」
さすがにそれはまずいのではないかと、大曲は口を挟む。
「ちゃうちゃう。金なんて取らへんよ。これが欲しいと思っとるんなら、チョコ食べた日
の詳しい話聞かせてもらおか。自分がどんなだったか話してもええし、それが嫌やったら
相手のことでもええで☆金よりも俺にとっては、そういう話の方がよっぽど価値があるも
んやからな。」
夢魔であるがゆえに、種ヶ島は人のそういう話を聞くのも大好きなのだ。目の前にあるピ
ンク色の瓶を見ながら、それぞれ話そうか話すまいか迷っている。ここでも一番初めに手
を上げたのは毛利であった。
「はい!」
「お、毛利、何や話してくれるん?」
「チョコレート食べた日は、月光さんの顔がしっかり見たくて、前髪を上げてしてもろた
ら、見つめられただけでイッてまいました!」
躊躇しながら言うよりは、思いきって言ってしまった方が恥ずかしくないと、毛利はそう
言い放つ。
「ホンマに!?予想以上にレベル高いの来たんやけど。」
「視姦だけでイクのは確かにレベル高ぇーし。」
「まあ、ツッキーの視線は八尺様ってのを考えなくても強いからなあ。ていうか、毛利の
言ってることはホンマなん?ツッキー。」
「まあ・・・そうだな。」
越知にも確認し、毛利が言ったことは事実であると判断した種ヶ島は、ピンクの小瓶を一
つ手に取り、毛利に渡す。
「ほな約束通り、毛利にはこの俺特製媚薬贈呈や☆」
「あ、ありがとうございます・・・」
種ヶ島から小瓶を受け取ると、毛利はドキドキとしながらその手にあるものを眺める。
(うっわー、ホンマにもらえてしもた。これ、自分が使うた方がええかな?それとも月光
さんに・・・)
毛利を見て、他のメンバーは羨ましいと思ってしまう。そんな毛利に影響され、次に口を
開いたのは君島であった。
「それなら次、私からいいですか?」
「お、サンサンも話してくれるんやな。もちろんええで☆」
「あの日の遠野くんは、上半身だけ本当の姿になり、私のモノを咥えながら、六本の腕を
使って、私が出したモノを胸や下肢に塗りつけながら、一人遊びのようなことをしていま
した。」
「って、俺のことを話すのかよ!?」
「おや、種ヶ島くんは相手のことでもいいと言っていましたよ?」
「いや、待って待って!サンサンの話、情報多すぎやねん。」
しれっと冷静に話している君島の話の内容がなかなか濃いものだったので、種ヶ島は思わ
ずつっこむ。
「ちょっと時系列整理させてな。えっ、何?サンサンが出したもん使うてってことは、サ
ンサンはアツにぶっかけてたってことやんな?」
「遠野くんが自らやったことですけどね。」
「ほーん。で、その後、アツは上半身だけ姦姦蛇螺の姿になって、サンサンのをフェラし
ながら、たくさんの腕とサンサンの精液使うて、チクニーや精液オナニーしてたってこと
であっとる?」
「せっかくぼかして話したのに、全部そのままの言葉で返すのやめてくれます?まあ、そ
の通りですけど。」
なるべく直接的な言葉は使わないで話したにも関わらず、種ヶ島が全て直接的な表現で聞
き返してくるのを聞いて、君島は不満気な表情を見せる。
「はは、その方が分かりやすいやろ?ちゅーか、アツすごいな。エロエロやん。」
「ちなみに、同じタイミングで後ろも自分で弄ってましたよ。」
「うるせー。つーか、お前だって、目閉じとけっつったのに結局開けて、俺のこと見て速
攻でイってただろーが。」
「えー、そうなん?何やサンサンもエッチやなあ。」
「まあ、それはなかなか刺激が強そうなビジュアルだろうしな。」
君島と遠野、種ヶ島と大曲が楽しそうに話している中、毛利は首を傾げている。
「あの・・・話の腰折って申し訳ないんですけど、遠野さんの本当の姿ってどんななんで
すか?腕が六本?とか想像つかへんです。」
「なるほど。毛利はアツの本当の姿見たことなかったか。」
「完全に本当の姿は君島が嫌がるからならねぇけど、あのときみたいに上半身だけならな
ってやってもいいぜ。」
そう言いながら、遠野は着ていたシャツを脱ぐ。
「ちょっと遠野くん!何こんなところで脱いでるんですか!?」
「普通の服だと、腕二本分しかねぇから邪魔なんだよ。別に上だったらいいだろ。」
そう言って、遠野は上半身だけ姦姦蛇螺の姿に変化させる。上半身に腕が六本生えている
ような状態になった遠野を見て、毛利は若干引くような反応を見せる。
「うわあ、思った以上に怪異って感じの見た目ですね・・・」
「お前、ちょっと引いてやがるな?そんなに処刑されてぇか。」
「も、もういいでしょう!早く戻って服を着てください!」
あのときと同じ姿の遠野を見て、君島はそのときの光景を思い出してしまい、顔を真っ赤
にしながら強めにそう言い放つ。
「何やサンサン、アツの裸見て興奮しとるん?」
「してません!!」
「顔真っ赤だし。遠野のあの姿見て興奮出来るのなんて、お前くらいなもんだろ。」
「大曲くんまで何を言ってるんですか!?」
君島の反応が面白いと種ヶ島と大曲はここぞとばかりにからかう。そんな三人を尻目に、
もういいだろうと、人の姿に戻った遠野を見て、越知はあることに気がつく。
「遠野、お前の首や肩、傷だらけだぞ。もう治りかけのようだが・・・それは噛み傷か?」
「ああ、これはチョコ食べてした日に君島が噛みつきまくってよ。」
「わっ、ホンマや!確かに噛み傷だらけですね。痛くないんですか?」
「別にもう痛くはねーよ。つけられてるときも、悪くなかったしな。」
越知と遠野、毛利の会話を聞いて、種ヶ島はまた面白いことを聞いたといった表情で、君
島に話しかける。
「サンサン、噛み癖あるん?アツにあないにマーキングせんでも。」
「別にそういうわけでは・・・ただ、無性に噛みつきたくなって、噛んだら遠野くんがイ
クのでついやりすぎてしまいました。」
「無性に噛みつきたくなるってヤベェだろ。まあ、話聞いてる限りだと、遠野がドMっぽ
いから別にいいのかもしれねぇけどよ。」
「ホンマ、サンサンとアツの話は濃くてオモロイわー。ほい、約束の媚薬やで。」
なかなか面白い話が聞けたと、種ヶ島は君島と遠野にピンク色の小瓶を渡す。
「おー、コレがあのチョコに入ってたヤツか。まあ、もらっておいてやるぜ。」
「勝手に入れられるのはいただけませんが、自分の意思で使えるなら価値はありますね。」
「ははっ、使いすぎんよう気をつけてな。」
何だかんだで媚薬を受け取り嬉しそうな二人を見て、種ヶ島は笑いながらそう口にする。
「ほんで、ツッキーは何かないん?ツッキーも欲しいやろ?コレ。」
まだ越知は何も喋っていないので、促すように種ヶ島は尋ねる。
「さして興味はないが・・・」
そう言いつつも、越知も種ヶ島が作った媚薬は欲しいと思っていた。しばらく考えた後、
越知はゆっくりと口を開く。
「あの日は毛利の感度が非常によく可愛かったので、全身を余すことなく舐め回して、繋
がった後はいつも以上の心地良さに何度も達して、夜が明けるまで交わっていたな。」
「んー、何やろ?サンサンとアツほどすごいことはしてないっぽいのに、真面目なツッキ
ーが淡々とそういうことを説明してるってのがメッチャエロいな!」
真面目な越知がそういうことを話しているという状況がドキドキすると、種ヶ島は楽しそ
うにそんな感想を述べながら、越知に小瓶を渡す。それには大曲も共感していた。
「ちょっと分かるし。つーか、夜が明けるまでってなかなか長いことしてたんだな。」
「まあ、竜次の鱗入れとるしな。」
種ヶ島のその言葉を聞いて、越知は少し驚いた表情になる。
「大曲の鱗ということは、竜の鱗が入っているのか?」
「せやで。竜の鱗には強力な滋養強壮作用があるしな。おかげで長いこと楽しめたやろ?」
「俺や遠野にはそうかもしれないが、人に対しては確か不死の効果があるのではなかった
か?」
『えっ!?』
越知の言葉に反応したのは、この中でも人である君島と毛利であった。
「えっ?そうなん?それは知らんかったわ。」
「あー、確かにどっかで聞いたことある気がするな。」
「えっ、ほんなら俺とキミさんはこの前のチョコのせいで、不死になっとるっちゅーこと
ですか!?」
「それ、不本意すぎるんですけど。」
「別にいいじゃねーか。俺や越知はもともと怪異だから寿命なんてねぇし、種ヶ島や大曲
も似たようなもんだろ?俺らと一緒になったって考えたら、悪くないんじゃねーのか?」
それは確かにと、君島と毛利は遠野の言葉に納得する。しかし、きっかけがきっかけなの
でやはりそこは少しモヤつくなあと二人はなんとも言えない気分になる。
「遠野の言う通り、共にいられる時間が長くなったのはありがたい話だな。毛利、お前は
どう思う?」
「ちょっと納得いってないとこはありますけど、月光さんとずっと一緒に居れるようにな
ったのは嬉しいです!」
越知の質問に毛利は嬉しそうに答える。それを見て、遠野も君島に同じようなことを尋ね
る。
「お前はどうなんだよ?不死になって嬉しいのか?それとも困るのか?」
「まだ判断はしかねますね。まあ、自分一人がそうなったわけではないですし、それほど
困ることはないんじゃないですかね。」
「俺はお前が不死になって嬉しいと思うぜ。やっぱ、お前とはもっと長いこと一緒にいて
ぇしな!」
「そうですか。」
遠野の言葉にさらっと返す君島であったが、その顔はどこか嬉しそうであった。そんな二
組のペアを見て、種ヶ島と大曲はふっと笑う。
「これは俺、お手柄って思ってもええかな?」
「いいんじゃねぇ?どっちも無駄にイチャイチャしててウケるし。」
やはりこういう話をするのは楽しいなあと思いながら、種ヶ島がニコニコしていると、遠
野が種ヶ島と大曲に言葉をかける。
「俺らはいろいろ話したんだからよ、お前らも何か話せよ。」
自分達ばかりそういう話をするのは不公平だと、遠野はそう口にする。
「んー、せやなあ・・・」
「チョコ食べた日とは違うけどよ、コイツ、自分で作ったスライム使ってオナニーしてる
ぞ。」
「ちょっと竜次!?」
まさかの方向からの暴露に種ヶ島は少し焦るような反応を見せる。
「へぇ、マジでそういうことに使えるスライムとか作れるのかよ。スゲェな。」
漫画でしか見たことのない話を聞いて、遠野は素直に感心する。
「実験途中のスライムにその媚薬を少し混ぜて使ってしてみたが、なかなかイイ反応でよ
かったし。」
「夢魔にとっては、そういう日々の研究や実験が大事やからな。あっ、エロ漫画であるよ
うな触手も作れるで。あれもなかなか興味深いで☆」
「夢魔にとっちゃそういうのは、玩具と変わらないんだと。まあ、そういうことに使えつ
つ、安全に使えるってのは結構いいよな。」
大曲と種ヶ島の話を聞いて、そこにいる誰もが興味津々だった。
「・・・触手はちょっと試してみてぇな。」
そうボソッと呟いたのは遠野であった。そして、種ヶ島はそれを聞き逃さなかった。
「ええやん。ほんならアツ用に作っといてやるな!こんなんがいいってリクエストがあっ
たら受けつけるで☆」
「別にそんなもんはねーよ。新しい処刑法のアイディア出すのにいいかと思ってよ。」
「そういうことにしといたるわ。」
種ヶ島なら本当に作ってしまうんだろうなとドキドキしながらも、遠野は素直にワクワク
していた。その横で君島はひどく複雑そうな表情で頭を抱えている。
「どうしたよ?君島。すごい顔してるぞ。」
「いや、私はにょろにょろしたものが苦手なので、触手はちょっとと思いつつも、触手責
めされている遠野くんが見てみたいという気持ちがせめぎ合っていて・・・」
「ははっ、難儀やなあ。とりあえずダメ元で見たらええんちゃう?触手でエロエロになっ
てるアツ見たら、にょろにょろしたもの苦手なの克服出来るかもしれんで。」
「それは・・・」
「ほら、サンサン何事にも正直な人が苦手やけど、アツのこと大好きやん?それみたいに
苦手だけど、好きみたいになるかもしれへんで☆」
「あー、それは確かにそうかもしれねぇな。とりあえず物は試しだし。」
「他人事だと思って、二人とも好き勝手言ってくれますね。」
種ヶ島と大曲の好き勝手なアドバイスを受け、君島は見たいという方向に気持ちが傾く。
そんな三人のやりとりを見て、遠野は面白いなあと思っていた。
「ほんで、ツッキーと毛利はどう?スライムとか触手興味ある?興味あるなら二人の分も
作ったるで。」
突然話題を振られ、越知と毛利はドキっとする。種ヶ島や君島達が話している間、越知は
毛利がそれらで責められている様を想像していた。
「さして興味は・・・」
その結果、いつものセリフが途中で途切れる。興味がないわけがなかった。
「それは興味があるっちゅーことやな。」
「俺は正直どっちもどんなもんか分からんので、答えられへんです。」
「おっ、毛利は何も知らないみたいやで。どないする?ツッキー。」
「・・・両方もらおう。」
「マジかよ?マジで興味津々じゃねーか。」
思ってもみない越知の回答に大曲は思わずつっこむ。興味があるのだから仕方ないと、越
知は開き直っていた。
「了解やで☆いやー、これは作りがいあるわー。」
これだけ興味を持ってもらえると夢魔冥利に尽きると、種ヶ島はご機嫌な様子でそう口に
する。チョコを食べた日の話を存分に聞くことが出来、自分が作っている作っているもの
にも興味を持ってもらえ、種ヶ島的には大満足であった。
「早よ皆のスライムや触手作りたいし、今日はもう帰ろうかな。」
「そうだな。面白い話だいぶ聞けたから満足だし。」
「それなら、私達もお暇しましょうか。」
「ああ。帰って新しい処刑法でも考えるか。」
大曲と種ヶ島が帰るならと、君島と遠野も帰ることにする。それならばと、越知と毛利は
四人を玄関まで見送ることにする。
「今日はいろんな話が聞けてメッチャ楽しかったわー☆俺がこれから作るやつ渡して使う
たら、また感想聞かせてな!」
「修二が今日渡したやつ、結構効果強いから使う量には気をつけた方がいいし。」
「いろいろ不本意なことはありましたが、まあ、楽しかったですよ。」
「確かにな。また、集まっていろいろ話そうぜ。」
「また、いつでも遊びに来てください。」
「ああ。またな。」
大曲、種ヶ島、君島、遠野が帰るのを見送ると、越知は玄関の扉を閉め、部屋に戻ろうと
する。そんな越知の腕に毛利はぎゅっと抱きついた。
「種ヶ島さんに頼んだものってどんなものなのか教えてくれません?」
「それは受け取ってからのお楽しみだ。」
「えー、メッチャ気になります!」
「どうしてもお前が嫌だというなら使わないがな。」
「分からないんで、とりあえずは使ってみまっせ!物は試しですよ!」
「ふっ、大曲と同じようなことを言っているな。楽しみにしておこう。」
他のメンバーがいなくなって、越知と毛利はあからさまにイチャイチャし始める。その雰
囲気のまま、二人は部屋へと戻っていった。
END.