跡部×宍戸
跡部Side
電話
跡部「よお。」
宍戸「えっ!?跡部!?い、いきなりどうしたんだよ?」
跡部「ふふふ、随分と慌ててるじゃねーの。」
宍戸「べ、別に慌ててなんてねーし!」
跡部「俺から電話がかかってくるとは、思ってなかったみたいだな。」
宍戸「だから、そんなに慌ててねぇって言ってるだろ!」
跡部「まあ、いい。」
宍戸「で、急に電話してきて何の用だよ?」
跡部「もらって嬉しいものはあるか?」
宍戸「もらって嬉しいもの?別に・・・」
跡部「おっと、何でもいいはなしだぜ。」
宍戸「えー、急にそんなこと言われてもよ・・・」
跡部「俺は練習に戻るが、ちゃんと考えておけよ。」
宍戸「ちょっ・・・ったく、しょうがねーなあ。」
跡部「じゃあな。」
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宍戸Side
電話
宍戸「よ、よぉ。」
跡部「宍戸か。どうした?」
宍戸「バレンタインって知ってるか?」
跡部「はあ?知ってるに決まってるだろ。何言ってやがる。」
宍戸「あ、いや、間違えた。」
跡部「アーン?何が言いたい?」
宍戸「バレンタイン・マルシェのことだ。」
跡部「ああ、バレンタイン・マルシェの話か。」
宍戸「いろいろあって、ちょっと手伝うことになったんだけどよ。」
跡部「ほう、マルシェの方も手伝うんだな。」
宍戸「マルシェって店が結構来るだろ?」
跡部「そうだな。それがどうかしたか?」
宍戸「だから、お前が気になるものがあるなら、その店のヤツを買おうと思ってな。」
跡部「へぇ、お前が何か買って俺様にくれるのか?」
宍戸「後でリーフレットの写真送る。」
跡部「ああ、分かった。見ておいてやるよ。楽しみにしてるぜ。」
宍戸「じゃあ、また。」
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岳人×忍足
岳人Side
電話
岳人「おはよう、今って少し話せるか?」
忍足「おはようさん。大丈夫やで。どないしたん?」
岳人「プレゼントについて聞きたくてよ。」
忍足「プレゼント?唐突やな。」
岳人「もらいたくないものってあるか?」
忍足「もらいたくないもの?欲しいものやなくて?」
岳人「ホラー小説とかホラー映画のチケットとか、何かあるだろ?」
忍足「何やろなあ。ていうか、何でそないなこと聞いてくるん?」
岳人「贈るなら俺が選びたいんだけど、俺が好きでも相手も好きとは限んないじゃん?」
忍足「ああ、まあ確かに。」
岳人「だから、これは嫌だってやつがあったら教えてくれ。」
忍足「すぐには思いつかんなあ。」
岳人「練習始まるから、また後で。」
忍足「ああ、考えとくわ。」
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忍足Side
電話
忍足「眠そうやなあ。」
岳人「んー、侑士〜?」
忍足「そらそうか。何で俺もこないな時間にかけたんやろ?」
岳人「ちょっと寝てた・・・何の用だ?」
忍足「こっちも消灯時間やし、後で電話はかけ直す・・・」
岳人「別にこのままでもいいし・・・」
忍足「えっ?このままでええ?」
岳人「おー。眠いけど、侑士からの電話だし。」
忍足「ホンマかいな。」
岳人「んー、何か夢に出そうだし。」
忍足「夢に出そうって、誰が悪夢やねん。」
岳人「・・・・・・」
忍足「おーい。」
岳人「んん・・・むにゃむにゃ・・・」
忍足「やっぱ寝てしもたか。何や悪いことしたなあ。」
岳人「Zzzz・・・」
忍足「ほな、おやすみ。」
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ジロー×樺地
ジローSide
電話
樺地 「もしもし?」
ジロー「んー・・・」
樺地 「ジロー先輩?どうしたんですか?」
ジロー「んん?あれ?」
樺地 「ジロー先輩?」
ジロー「はっ!!ゴミンね。寝ちゃってた。」
樺地 「大丈夫です。」
ジロー「電話なら起きてられるかなって、思ったんだけどねー。」
樺地 「えっと、ジローさんから電話かけてきてますよね?」
ジロー「へへ、うん。電話がつながる前に寝ちゃった。」
樺地 「なるほど。」
ジロー「ふわあぁ・・・眠い・・・けど・・・聞きたいことがあってぇ・・・」
樺地 「何でしょう?」
ジロー「ぐー・・・Zzzz・・・」
樺地 「また、寝てしまったようです。」
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樺地Side
電話
樺地 「突然、すみません。」
ジロー「樺ちゃんだー。どしたの?」
樺地 「少し話がしたくなってしまって・・・」
ジロー「へへ、珍しいね!樺ちゃんが電話かけてくるの。」
樺地 「メッセージも考えたのですが、声を聞きたかったのです。」
ジロー「えー、うれC〜!!もっと電話かけてきていいよー。」
樺地 「もっと電話をかけてきてもいいと、言ってくださるのは嬉しいですが、少し難しいです。」
ジロー「そうなの?俺に電話かけるのは嫌?」
樺地 「いえ、嫌なのではありません。迷惑をかけてしまわないか、心配で・・・」
ジロー「全然そんなことないC〜。樺ちゃんからの電話、超うれCーよ!」
樺地 「はあー、よかったです。また連絡します。それでは。」
ジロー「うん!またね!」