「亮、ちょっと来てー。」
真夏の暑い日。宍戸は母親に呼ばれ、リビングにやってきた。見るとどうやらちょうど買
い物から帰ってきたところらしい。生活雑貨と夏物の衣服がいくつかのビニール袋に分け
られ置いてある。それを見て自分が何故呼ばれたのか大体見当がついた。おそらく、自分
に服か何かを買ってきたのであろう。
「何?」
「亮にね、新しい甚平買ってきたの。」
「甚平?」
「安売りしてたから思わず買っちゃった。ほら、今日は花火大会でしょ?」
袋から真新しい甚平を取り出し、嬉しそうな顔をしている。別に甚平なんていいのになあ
と思いつつ、宍戸はそれを受け取った。
「ふーん、なかなかいいデザインじゃねぇの?で、今日の花火大会はこれを着てけって?」
「そう。せっかくだから、着ていったら?ほら、景吾君とか誘って。」
小さい頃からの付き合いがある跡部を例に出し、宍戸母はそんなことを言う。今日が花火
大会だったということをすっかり忘れていた宍戸はそれはおもしろそうだなと母親の言う
通りにしようと考えた。新しい甚平を腕に抱え、自分の部屋へと戻る。
「サンキュー、母ちゃん。一応、跡部とか花火大会に誘ってみるわ。」
「そうしなさい。きっと、楽しいわよ。」
何がそんなに楽しいのか宍戸母は満面の笑顔だ。宍戸も跡部と花火大会に行くというなか
なかおもしろそうなアイディアを実行しようとどこかウキウキとしたような表情で、自分
の部屋へと向かった。
一方こちらは跡部邸。跡部は空調完備の整った部屋でくつろいでいる。学校の宿題などは
とうに終わらせてあるので、夏休みはもう自由気ままに過ごせるのだ。ソファに座り、お
茶をすすっているといくつかある携帯電話のうちの1つが着信メロディーを奏で始めた。
「はい、もしもし。」
『あっ、跡部か?』
「あー、宍戸か。どうした?」
『今日さ、花火大会あるじゃん?よかったら一緒に行かねぇ?』
突然の花火大会の誘いに跡部はしばし黙る。跡部自身も今日が花火大会だということはす
っかり忘れていた。
「花火大会か・・・。」
『今日、何か用事あるのか?』
「いや、ねぇよ。別に一緒に行ってやってもいいぜ。どうせ暇だしな。」
『マジで!?今日な、母ちゃんが新しい甚平買ってきてくれてそれ着ていこうと思うんだ。』
「へぇ。じゃあ、俺は浴衣でも着ていくか。」
『いいんじゃねぇ?それじゃあさ、確か花火大会が始まるのってだいたい7時半くらいだ
から、7時に学校で待ち合わせしようぜ。』
「ああ。」
一通りの約束をすると跡部は電話を切った。思ってもみない宍戸からの誘いになんとなく
顔が緩む。宍戸は浴衣も似合うが甚平も似合う。
「花火大会か。楽しそうじゃねーの。」
ニヤニヤと意味ありげな笑みを浮かべて、跡部は携帯を机の上に置いた。どうせだったら
二人きりでゆっくり花火を見たいとどこで見るかを考える。いいところはいくつかあるが、
やっぱりあそこだと跡部は一人で納得した。
「あそこなら、誰もいねぇしゆっくり見られるな。」
跡部はいろいろな穴場を知っている。それは跡部しか知らないところもあれば、むしろ跡
部しか入れないところもある。そんなところに連れて行こうとするということはちょっと
した考えがあるに違いない。まあ、跡部のことなので当然そういうことだろう。
そして、日が沈み、待ち合わせの時間になった。昼間は強い日差しを放っていた空が今は
どんよりと曇っている。まだ、雨は降っていないが、いつ降ってもおかしくない。そんな
空を見上げて宍戸ポツリと呟いた。
「雨、降らないといいなあ・・・。」
そうは思いながらも降りそうなので、一応傘は持っていく。約束の時間の5分前に宍戸は
学校へと到着した。しかし、跡部は既に校門の前で待っていた。
「跡部。」
「遅いじゃねぇか。」
「まだ、約束の時間の5分前だぜ。テメーが来んの早すぎなんだよ。」
「あーん?せっかく俺様が来てやったのにその言い草は何だ?」
「知るか。それより、どこで見るんだ?やっぱ、河川敷とか?」
跡部の文句をきっぱり無視して宍戸は話を進める。こんなことはこの二人にとって日常茶
飯事なので、跡部もそのまま話を変え、どこで見るかの話になった。
「ああ。それなら俺がいい場所知ってるぜ。人もいねぇし、花火を見るには最適の場所だ。」
「へぇ。じゃあ、そこでいいや。」
「じゃあ、行くか。」
「おう。」
花火大会が始まるまでにはまだ時間がある。二人は他愛もない話をしながらゆっくりと歩
き始めた。
跡部が宍戸を引き連れて向かった場所はとあるビルの屋上。かなり高いピルでゆうに20
階は越えている。当然今は閉まっているが、跡部の家が持っているビルなので、パスワー
ドを入れれば、簡単に入ることが出来るのだ。
「すげぇビルだな。」
「今の時間は機械だけで警備してるからな。人は誰もいねぇよ。」
「いいのか?入っちゃって。」
「うちのビルだ。持ち主が入っちゃいけねぇわけねぇだろ。」
「あっ、それもそうだな。」
跡部の言葉に納得し、宍戸はそれなら心配ないというような顔で先に歩く跡部の後につい
て行った。エレベーターに乗って一気に最上階まで上がる。最上階には屋上へと続く階段
がある。そこの鍵は跡部の家のものしか持っていない。跡部はポケットの中から金色の鍵
を取り出すと、ドアにある小さな鍵穴に差し込んだ。
「わあ・・・」
屋上へと出ると、夏にしては涼しい風が吹き抜ける。日が沈んだ夜の上に高い場所のある
というのがその理由だろう。宍戸はその屋上から見える景色に目を奪われた。ところが、
その瞬間ポツっと宍戸の顔に水滴が落ちる。
「・・・雨?」
「ああ、降ってきちまったみたいだな。」
「でも、これくらいだったら花火大会やるよな?」
「まあ、出来なくはねぇよな。」
雨が降ってきてしまったことで花火大会が中止になるのではないかと宍戸は不安気な表情
を見せる。花火大会が始まるまであと10分。その間にも雨はだんだんとその勢いを増し
てきた。
「だいぶ降ってるぜ。」
「そうだな。」
しかし、降っているといってもザーザーと音を立てて降っているのではない。しとしとと
静かに空からたくさんの雫が落ちてきている。宍戸は持ってきた傘を差した。屋上である
ために屋根がないのだ。
ドーン!!
と突然、大きな音とともに目の前に光の花が咲いた。そう花火大会が始まったのだ。あま
りの近さと大きな音に宍戸はドキっとする。ビルが高いため、真正面を見て花火が見るこ
とが出来る。こんな花火大会は滅多に味わえないと不安気だった宍戸の顔に笑顔が戻った。
「わあ、すっげぇ!!何だよコレ!!」
「こんだけの高さがあるんだから、こう見えるのは当然だろ?」
「真正面見て、花火が見れるってありえねぇよ!!すっげぇー!!」
見たこともない花火の見え方に宍戸はかなり興奮気味。雨が降っていることなど忘れてい
る。傘もまともに差そうとせずにはしゃいでいるので、跡部は傘を取った。
「濡れるぜ。」
「あっ、サンキュー。」
一つの傘に二人で入るとなると相当くっつかなければならない。そんなことを理由に跡部
は傘を持ったまま宍戸の体を後ろから抱きしめた。
「な、何だよ?」
「あーん?だから、濡れないようにと思ってよ。」
「そんなにくっつくことねぇだろ・・・。」
いきなり密着され、恥ずかしいのか宍戸は顔を真っ赤にしている。面白いほど素直に反応
を示す宍戸をからかってやろうと、跡部は軽く耳を噛んでやった。
「いっ・・・ぁ・・・!」
ピクンと体を震わせる宍戸は耳を押さえて跡部の方を振り返る。跡部は悪戯っぽく、それ
でいてどこか妖しげ笑みを浮かべていた。
「何すんだよ〜!?」
「別に何もしてねぇぜ。」
「嘘つけ!!今、耳噛んだだろーが!!」
「うるせーな。ほら、ちゃんと花火見ろよ。」
半ば強制的に前を向かせると、今度は甚平の懐から手を差し入れる。宍戸は慌てて離れよ
うとするが、既に手がしっかりと服の中に入ってしまっているので引っかかってうまくい
かない。
「ちょっ・・・跡部っ!!」
「暴れんじゃねーよ。」
「俺は花火を見に来たんだ!!」
「俺だってそうだぜ。ほら、前見てりゃいくらでも見れるじゃねぇか。」
飄々と跡部はそう言い放つ。確かに花火は次から次へと上がっている。同じ高さから見る
それは下から見上げて見るよりも何倍も迫力があり、派手なものだった。しかし、こんな
ところでそういうことをされるとそれどころではなくなってしまう。
「っ・・・ぁ!」
「どうした?そんな声出して。」
「お前、どこ触って・・・」
「いいじゃねぇか。こんなに近くで花火が見れんだ。少しくらいこういうことしてたって
嫌でも目に入る。」
「でも・・・」
「いいだろ?宍戸。」
耳元で妖しく囁かれ、宍戸はすっかり力が抜けてしまう。まだ納得はいかないが、もうど
うでもいいやとそのまま跡部に身を預けた。
色とりどりの花火が雨を照らす中、跡部と宍戸は傘を差していない状態で体を重ねている。
宍戸の甚平はひどく乱れ、ズボンの方ももう半分以上脱がされている。
「んっ・・・あと・・べぇ・・・」
「今のお前、雨に濡れててすげぇ色っぽいぜ。」
「お前・・・初めからこういうことするつもりだったんだろ!?」
「そんなことないぜ。というかお前が誘ってきたんじゃねぇか。」
「俺・・・は、こういうことするために誘ったんじゃね・・・あっ・・・」
雨で濡れた冷たいコンクリートの上に腰を下ろしている状態で花火を見ながらという形で
二人は行為を進める。文句をいいながらも宍戸はすっかり跡部のテクに酔い、翻弄されて
いた。花火は中盤に入り、金色の大きな花火が何発も咲き乱れる。
「キレイだな。」
「ふ・・・ぁんっ・・・そこ・・やぁん・・・!!」
「おいおい、花火を見るんじゃなかったのか?」
一際高い声を上げる宍戸に跡部は笑いながらそんなこと言う。視線は花火に移してはいる
ものの、宍戸の下半身を弄る手を休めることはしない。跡部が着ている浴衣をぎゅうっと
握りながら宍戸は目をぎゅっとつぶる。
「目をつぶったら、花火見えねぇぞ。」
「だってぇ・・・」
「ほら、今打ち上げられたヤツなんてすげぇぜ。」
跡部の言う通り目を開けた瞬間入ってきたのは金色でまるで柳の木のような光を残す花火
だった。ドーンという大きな音と共にあたりの雨が全て金色に染まる。宍戸はぼーっとす
る意識の中、それを見てふとあることを呟いた。
「跡部みてぇ・・・」
「は?何がだ?」
「今の花火・・・真っ黒な空に金色がばーって広がって、跡部の髪の毛と同じだなあって。」
それを聞いて跡部は嬉しそうに微笑んだ。宍戸は時折、跡部の嬉しがるようなことを無意
識に言う。
「そりゃ嬉しいな。俺は花火と同じか。」
「なんとなくだけどな・・・っ、跡部・・・もうそこ弄るのやめろよ・・・」
「何でだ?まあ、確かにもうだいぶほぐれたけどな。」
「つーか、お前も限界・・・なんだろ?」
確かに自分ももうそろそろちゃんとしてというのもあるが、それ以前に腰にあたるものが
気になってしょうがない。跡部は浴衣を着ている上、かなり体が密着しているためにその
高まりっぷりがあからさまに分かってしまうのだ。宍戸は自分からまだ片足に引っかかっ
ていたズボンと下着を取り去ってしまうと甘える仕草に似たような形で跡部に寄りかかっ
た。その仕草に跡部は胸がドキリと高鳴る。
「まあ、確かにな。お前はホントにもういいのか。」
「ああ。たぶん大丈夫だろ。」
「じゃあ、遠慮なくやらさせてもらうぜ。」
宍戸が大丈夫だというので、跡部は浴衣の裾を捲くり上げ、十分に質量の増えた熱を宍戸
の蕾にあてがった。すっかり慣らされているといっても、いざそうなるとやはり少しの恐
怖はある。宍戸は一瞬顔を引きつらせて跡部の方を振り返った。
「どうした?」
「お前の・・・いつもよりデカくない?」
「そんなことねぇぜ。いつもとそんなに変わらねぇ。」
「そうか・・・?あっ、でも怖いからゆっくりな・・・」
「心配すんな。痛くはしねぇよ。」
跡部は宍戸の言う通りにゆっくりと挿入させようとした。しかし、その時、花火もクライ
マックスに入ったのか、連続して何発も打ちあがる。それに驚き、宍戸は思わず身を下げ
てしまった。
「う・・ああっ!!」
「くっ・・・」
当然、跡部のモノは一気に奥に入る。予想出来ていなかったため、跡部も思わず声を上げ
た。いきなり奥まで入ってしまったため、宍戸はまともに声も出せず、全く動けなくなっ
ていた。
「ハァ・・・何してんだよ?」
「うっ・・・あ・・だってよぉ・・・」
「まあ、入っちゃったもんはしょうがねぇ。別に痛かったり、苦しかったりはねぇだろ?」
ちゃんと慣らしてやったんだから当然だというような感じで跡部は言う。宍戸はコクンと
頷くが、涙を目にいっぱい溜めて苦しそうに呼吸をしている。
「もう動いても大丈夫だよな?」
「ちょ・・・ちょっと待って・・・まだ無理・・・」
「俺だって限界なんだぜ?」
「そんなこと言われたって・・・」
「ったく、しょうがねぇなあ。」
そんなことを言いながら跡部は宍戸の前を弄り出す。ただでさえ、後ろで感じているのに
前まで触られてしまうとどうしようもなくなってしまう。
「やっ・・・なっ・・・跡部っ!?」
「こうすりゃ少しは楽だろ?ほら、先走りが後ろにきて濡れるし。」
「でも・・・そんなことされたら・・・あっ・・・」
さっきよりも少し濡れてきたのを確認すると跡部はゆっくりと動き始める。跡部としては
そんなに激しくはしていないつもりだが、宍戸からするとかなりの衝撃が全身に走る。そ
れはいつもとは違う場所、光景、そして、いまだに降り続く雨のためであろう。
「あっ・・・ぅ・・ん・・・くんっ・・・!」
「は・・・宍戸・・・」
「んっ・・・跡部っ・・・」
もう最後の方になってきているのか花火は連続して何発も上がる。赤に紫、緑に青、そし
て、金色。色とりどりの花火が大きく咲いては消えていく。二人が感じている快感もこの
花火と同じだった。もう会話をする余裕もなく、ただただうつろになる意識の中で花火を
眺めることしか出来ない。
「はぁ・・・跡部・・・ん・・・あぁ・・・」
「花火・・・もうそろそろ終わりそうだな。」
「そ・・だな・・・てか、俺・・・も・・・」
「俺も・・・何だ?」
「終わりそう・・・」
「まだ、終わるなよ・・・」
「そんなこと・・・言われたって無理っ!!」
「せめて、俺と一緒くらいになるようにしろよ。」
「・・・・分かった。」
もう限界だということを伝えるがすぐには達するなと跡部は言う。せっかくだから一緒に
ということらしい。最後の花火が大きな音を立てて打ちあがると、跡部は宍戸のモノを握
っていた手を離した。それと同時にどちらも頭の中が真っ白になる。目に入るのは大きく
開いた火の花だけ。光に照らされた色とりどりの雨が降り注ぐ中、二人の中にある快楽の
花火が刹那に咲いて、消えていった。
「あーあ、せっかくの新しい甚平がびしょ濡れになっちまったー。」
「別に洗濯出来るからいいんじゃねぇ?何だったらこっちでやっといてやるぜ。」
「ああ、別にいいよ。傘持ってくの忘れたって言やあいいし。」
花火が終わると二人は来た時のようにエレベーターに乗りながら、こんな話をする。雨の
中、傘も差さずにやってしまったため、どちらの服もびしょ濡れだった。ちょうどよく今
は雨がやんでいる。二人は家路を辿ろうとビルを出て歩き出した。
「はあー、それにしても花火キレイだったな。」
「ああ。あーいうふうに見るのもなかなかいい。」
「雨が降ってなかったら、もっとよかったんじゃねぇ?」
ほとんど使わなかった傘を振り回しながら、宍戸は言う。あんなことをやったあとにして
はいやに元気だ。
「そうだな。でも、あれはあれでよかったんじゃねぇの?」
「まあ、確かに雨もキレイだったけどな。でも、やっぱ服がここまで濡れちまうのは嫌だ
なあ。」
「いいじゃねぇか。少しの間だけなんだからよ。それに雨に濡れてるお前もすげぇキレイ
だったぜ。」
「な、何言ってんだよ!?」
いきなりそんなことを言われ、宍戸の顔は赤く染まる。恥ずかしいことを言うな!!と跡
部を小突きながら、少し前を歩いた。そんな宍戸を後ろから眺め、跡部はふっと微笑む。
「宍戸。」
「何だよ?」
跡部が名前を呼ぶとくるっと振り返り、返事をする。その瞬間、跡部はさっと唇を奪った。
「〜〜〜〜!?」
「何そんなに驚いてんだよ?」
楽しそうに跡部は笑う。宍戸は口を押さえて怒り顔だ。
「いきなり何しやがんだ!!」
「キスくらいいいだろ。今日はまだしてなかったし。」
「あー、そういやそうだな。って、そういうことじゃなくて!!」
「明日の夜、暇か?」
「は?いきなり何だよ?」
また、いきなり話を変えられ宍戸はハテナ状態。突然何を言い出すんだと首を傾げた。
「今度は二人で花火しようぜ。うちでいっぱい買っといてやるからよ。」
それを聞いて宍戸の顔はパッと笑顔になった。
「おう!!やるやる!!ロケット花火とか、ねずみ花火とかいろんなの買っておけよ!」
「店にある全部の種類の花火を買っといてやるよ。」
「いや、別にそこまでしなくてもいいけどさ。」
「とにかく、明日の夜はうちに来いよな。」
「了解。あー、楽しみだなあ。今日の花火に負けないくらいおもしろくしようぜ!!」
「ああ。」
今度は二人でいろいろな花火をしようということを約束し、それぞれの家へ帰るために別
れる。何でも買えてしまう跡部のこと。きっと、明日の花火大会は今日の花火大会に負け
ないくらい豪勢で楽しいものになるのであろう。
END.