甲斐×平古場
お返しあげる:甲斐→お返しもらう:平古場
メッセージ
甲斐「今何してるばー」
甲斐「あっ」
ビデオ通話
甲斐 「急に電話してゴメンやー。あのよ、今日ってホワイトデーだったやんに?」
平古場「ああ、全然そんな雰囲気なかったし、忘れてると思ったさー。」
甲斐 「べ、別に忘れてたわけじゃないさー。お返しはちゃんと用意してるからよ。」
平古場「本当かぁ?」
甲斐 「ホントホント。何が好きか分からんかったけど、いろいろ調べたさー。その・・・笑って欲しくてよ。」
平古場「へぇ・・・」
甲斐 「なあ、今から会えるか?」
平古場「ああ、いいぜ。」
甲斐 「へへ、よかったさー。にふぇーやー。」
平古場「いつもの海岸とこにいるぜ。」
甲斐 「じゃ、急いで行くからよ。待っとけよ。」
平古場「おー、早く来いよ。」
ビデオ通話後
甲斐 「凛ー!!」
平古場「おー、裕次郎。思ったより早かったな。」」
甲斐 「凛が早く来いって言ってたからな。」
平古場「それで、お返し、何くれるんばー?」
甲斐 「これ、なんだけどよ。」
平古場「にふぇーやー。開けてみてもいいか?」
甲斐 「いいぜ。喜んでもらえるといいんだけど・・・」
平古場「へぇ、面白い形のお菓子だな。貝殻の形してるさー。」
甲斐 「バレンタインのとき、凛はハイビスカスの形のチョコくれただろー?だから、俺も面白い形のにしたいと思ってよ。」
平古場「あい?もう一つ何か入ってるさー。・・・髪飾りか?」
甲斐 「あー、それもお返しさー。凛に似合うかなーと思って。」
平古場「俺、いなぐじゃないんどー。」
甲斐 「やしが、凛は髪もいつもきめてて綺麗やし、顔も可愛いからよー。」
平古場「まあ、せっかく裕次郎が選んでくれたもんだし、とりあえずつけてみるか。」
甲斐 「・・・・・」
平古場「何で黙ってるかー?やっぱ、似合わんだろー?」
甲斐 「逆だって!似合い過ぎてて、ビックリしたさー。」
平古場「はは、そんなにか。まあ、似合うならありがたく貰っておくさー。」
甲斐 「凛の笑ってる顔、やっぱ好きさー。」
平古場「なっ!?急に何言い出すんばー?」」
甲斐 「言っただろ?凛に笑って欲しいって。俺、凛の笑った顔大好きだからよ。」
平古場「そんなこと言うのずるいさー。もー、ちむどんどんしまくりやっし。」
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お返しあげる:平古場→お返しもらう:甲斐
メッセージ
平古場「よぉ」
平古場「今なにしてるばー?」
ビデオ通話
平古場「おっ、繋がったー。」
甲斐 「お、凛ちょっと違うさー。」
平古場「ん?俺、なんかちょっと違うって?おー、分かるかー?実はさっき、美容院で髪整えてきたとこさー。」
甲斐 「そっか。その髪型、上等やっし。」
平古場「本当にか?褒めてくれて嬉しいぜ。今日のために予約したからなー。」
甲斐 「今日のために?何でか?」
平古場「何でって・・・ホワイトデーだろー?お返し渡すんだからよー、そりゃ髪ぐらい、きめてから会おうって思うさー。」
甲斐 「へへ、凛、可愛いやし。」
平古場「おい、何笑ってるばー?まあ、いいさー。どこにいるか教えてくれるかー?」
甲斐 「海岸とこ。待ってるぜ。」
平古場「にふぇーやー。じゃ、今から行くさー。」
甲斐 「おう。」
ビデオ通話後
平古場「よぉ、来たぜ。」
甲斐 「おっ、画面越しじゃない凛さー。」
平古場「何だばー?画面越しの方がよかったって?」
甲斐 「そんなことないやし。直で見ても、その髪、上等さー。」
平古場「お、おう。にふぇーやー・・・」
甲斐 「こんな可愛い凛にホワイトデー貰えるなんて、俺は幸せ者さー。」
平古場「そんなに褒めても、お返しは変わらんどー。」
甲斐 「分かってるさー。」
平古場「はい、これ、バレンタインのお返し。ちゃんと受け取れよ。」
甲斐 「にふぇーやー、凛。」
平古場「開けてみてもいいぜ。」
甲斐 「なら、開けてみるさー。あい?これ・・・」
平古場「どうした?」
甲斐 「これ、もしかして、凛の手作り?」
平古場「分かるかー?裕次郎が手作りのくれたからな。俺も手作りにしてみたんばぁよ。」
甲斐 「凛の手作り!うっわあ、でーじ嬉しいさー!」
平古場「そんなに俺の手作りが嬉しいんばー?」
甲斐 「そりゃ嬉しいに決まってるさー!大好きな凛が俺のために作ってくれたものなんだからよー。」
平古場(大好きなって・・・裕次郎は素直過ぎてときどき反応に困るさー。)
平古場「まあ・・・そんだけ喜んでくれるなら、作った甲斐があるさー。」
甲斐 「これ、大事に食べるさー。じゅんににふぇーやー!」
平古場「おー、俺のこと考えながら食べたらいいさー。」