跡部×宍戸
お返しあげる:跡部→お返しもらう:宍戸
メッセージ
跡部「お前、今」
跡部「いやいい、電話する」
ビデオ通話
宍戸「もしもし。」
跡部「出たか。今いいか?」
宍戸「おう。ていうか、急にビデオ通話してきて何だよ?」
跡部「何って?まさか今日が何の日か忘れてるわけじゃねぇだろうな?アーン?」
宍戸「んー、ホワイトデーだろ?」
跡部「ならいい。今どこにいる?行くから待ってろ。」
宍戸「えっ?何でだよ?」
跡部「俺様自らホワイトデーのプレゼントを届けてやるって言ってるんだ。」
宍戸「・・・学校の近くの公園にいる。」
跡部「切るぞ。すぐに会いに行く。」
宍戸「お、おう。」
ビデオ通話後
宍戸(ただ待ってるだけなのに、結構緊張するな・・・)
跡部「おっ、いたな。」
宍戸「思ったより早かったな。」
跡部「すぐに会いに行くって言っただろ?ほら、ホワイトデーのプレゼントだ。」
宍戸「お、おう。ありがとよ。」
跡部「ふっ、何緊張してやがる?」
宍戸「ウルセーな!俺はお前と違って、そんなに貰い慣れてねーっつーか・・・」
跡部「ま、そういうとこも俺は好きだぜ。」
宍戸「なっ!?」
跡部「俺様が直接手渡しでお返し渡すのなんて、お前くらいだぜ?もっと堂々としてろ。」
宍戸「そ、そんなこと言われてもよ・・・やっぱ、恥ずかしいし・・・」
跡部(顔真っ赤にして、目逸らして、ホント可愛いじゃねーの。)
跡部「おい、こっち向け。」
宍戸「何だよ?」
ちゅっ・・・
宍戸「っ!!??」
跡部「これもホワイトデーのプレゼントだ。嬉しいだろ?」
宍戸「こ、こんなとこでふざけんな!誰かに見られたらどうすんだよ!?」
跡部「別に今更だろ?お前がして欲しいならもっとしてやるぜ。」
宍戸「しなくていい!するなら、お前んちとか、二人きりになれる場所で・・・」
跡部「いいぜ。だったら、うちに行くぞ。いいな?」
宍戸「・・・おう。」
*****************************************************************
お返しあげる:宍戸→お返しもらう:跡部
メッセージ
宍戸「学校来たら」
宍戸「やっぱ電話する。
まだ家だよな?」
ビデオ通話
宍戸「おう、今日渡すもんがあるんだけどよ。」
跡部「何だ?俺様へのプレゼントか?」
宍戸「まあ、バレンタインのお返しっつーか・・・」
跡部「まあ、そうだろうな。」
宍戸「分かってていちいち聞くなっての!」
跡部「で、どこで渡してくれるんだ?教室か?」
宍戸「教室でとか無理に決まってんだろ!下駄箱じゃ・・・人多いな。」
跡部「だったら、図書館の階段はどうだ?朝ならそんなに人いねぇだろ。」
宍戸「じゃあ、悪ぃけど、図書館の階段んとこで。教室行く前に寄ってくれ。」
跡部「ああ、楽しみにしてるぜ。」
宍戸「ちょいダサかもだけどよ、できれば誰にも内緒で来いよな。いいな。」
跡部「ふっ、いいぜ。」
ビデオ通話後
宍戸「あれ?跡部の奴、まだ来てないのか?」
ぐいっ
宍戸「うわっ!!」
跡部「やっと、来たか。」
宍戸「ちょっ・・・ビックリするじゃねーか!」
跡部「あんまり目立ちたくねぇからココに呼んだんじゃねーのか?そんな大声出していいのかよ?」
宍戸「うっ・・・そうだけどよ。」
跡部「俺様が気をきかせて、より目立たない螺旋階段裏に連れ込んでやったんだ。感謝しろよ?」
宍戸「それは・・・確かにそうだな。」
跡部「で、渡すもんがあるんだろ?」
宍戸「お、おう。これ、大したものじゃねーけど、バレンタインのお返しだ。」
跡部「ありがとよ。嬉しいぜ。」
宍戸「俺も、バレンタインに跡部からチョコ貰えて嬉しかった。激美味かったし。」
跡部「そうか。そりゃよかった。」
宍戸(何でそんな嬉しそうな顔・・・ヤバイ、何かすげぇドキドキしてきた。)
跡部「お前は、この螺旋階段にまつわるジンクス知ってるか?」
宍戸「あー、この階段で告白するとどうとかってやつか?」
跡部「好きだぜ、宍戸。」
宍戸「なっ・・・きゅ、急に何言って・・・」
跡部「返事はどうした?お前はどうなんだ?」
宍戸「言わなくても分かってるくせに・・・俺も好きだけどよ。」
跡部「声が小さいがまあいい。ふっ、ジンクスは本当みてぇだな。」
---------------------------------------------------------------------------------------------
岳人×忍足
お返しあげる:岳人→お返しもらう:忍足
メッセージ
岳人「おーい、どこ行った?」
岳人「今、駅の近くにいるんだけど」
ビデオ通話
忍足「もしもし?」
岳人「あれ?そこ、どこだ?」
忍足「家やな。」
岳人「ああ、もう帰っちまってたか。」
忍足「どないしたん?何かあるん?」
岳人「何って・・・今日が何の日か忘れてんのか?用があるっつーか・・・」
忍足「ホワイトデーやろ?岳人の方が忘れてるんかと思ってたわ。」
岳人「俺は忘れてねぇよ。朝からずっと、いつ渡そうかって・・・」
忍足「へぇ。お返し、用意してくれてたんや。」
岳人「じゃなくて!あー、くそ!にやにやしてんじゃねー!」
忍足「ふっ、そないに慌てんでもええやん。」
岳人「そういうわけだから、悪いけど、待っててくれ。今から渡しに行くから!」
忍足「ああ、待っとるで。」
ビデオ通話後
ピンポーン
岳人「よっ、待たせちまったか?」
忍足「そんなに待ってへんで。玄関でってのもアレやから、上がってきぃ。」
岳人「おう。わりぃな。」
忍足(ホワイトデーのお返しされるん分かっとるから、ちょっとドキドキするな。)
岳人「侑士。」
忍足「ん?どないしたん?」
岳人「バレンタインの次の日にも言ったけど、侑士の作ってくれたチョコ、メッチャ美味かったし嬉しかった。」
忍足「おおきに。せやけど、面と向かって言われると照れるなぁ。」
岳人「お返し、侑士みたいに手作りは出来なかったけど、気持ちはたっくさん込めたつもりだぜ。」
忍足「どんな気持ち込めてくれたん?」
岳人「そりゃ、侑士が好きって気持ちとか、侑士が喜んでくれるといいなあとか・・・」
忍足(分かってはいたけど、実際聞くと思ったより嬉しいなぁ。)
岳人「ちょっ!何で黙ってんだよ!?何か言えよ!」
忍足「すまんすまん。ちょっと嬉しさに浸っとった。」
岳人「それじゃ、侑士の部屋に着いたし、はい、これ。バレンタインのお返し。」
忍足「おおきに。開けてみてもええ?」
岳人「おう。あっ、その前にちょっと目閉じてて!」
忍足「別にかまへんけど。何やサプライズでもあるん?」
ちゅっ
岳人「へへ、ま、これもホワイトデーのお返しってことで。」
忍足「急にキスするんは反則や。もー、メッチャ顔熱い。」
*****************************************************************
お返しあげる:忍足→お返しもらう:岳人
メッセージ
忍足「タイミング、遅なってもうたわ」
忍足「アカン」
ビデオ通話
忍足「今どこにおるん?バレンタインデーのお返し、渡しそびれたままやねん。」
岳人「うちの商店街の近く。もうくれないのかと思ってたぜ。」
忍足「学校終わったら、渡そう思ててんけど・・・」
岳人「はは、侑士、焦りすぎだし。」
忍足「焦りすぎて、別にそこまでやないで。最悪、明日渡したらええと思うてたし。」
岳人「それ、嘘だろ?顔見たら分かるぜ。」
忍足「顔見たら分かる?自分、意地が悪いわ。」
岳人「そんなことねーし!」
忍足「嘘やって。すぐ行くから、待っとってな。」
岳人「おう、いつものとこで待ってるな。」
ビデオ通話後
岳人「おっ、侑士来た。」
忍足「待たせてすまんな。」
岳人「大丈夫だぜ。侑士から何貰えるんだろうってわくわくしながら待ってた。」
忍足「そないに期待されると、ちょっと緊張してまうわ。」
岳人「はは、そんなに緊張することなんてねぇって。」
忍足「ほんなら、これ。バレンタインデーのお返しや。」
岳人「サンキュー!」
忍足「開けへんの?」
岳人「開けるのは帰ってからの楽しみにとっておこうかなーと思ってさ。開けた方がいいなら開けるけど。」
忍足「いや、帰ってからで大丈夫やで。」
岳人「そっか。それなら楽しみにとっとく。」
忍足「ほんなら、お返しも渡したし・・・」
岳人「あっ!ちょっと待った!」
忍足「何やねん?」
岳人「せっかく会ったんだからよ、もうちょっと一緒にいようぜ。」
忍足「ほんなら、どこかにお茶でも飲みに行くか?」
岳人「おう!この前ちょっと気になる店見つけてさ、そこ行ってみようぜ!」
忍足「そりゃええな。」
岳人「バレンタインのときもデートしたけど、今日はホワイトデーデートだな!」
忍足「せやな。恋人同士っぽくてええやん。」
岳人「まあ、そんな感じじゃねぇ?俺、侑士のこと大好きだしー。」
忍足「急に何言うとんねん。ま、俺もやけど。」
---------------------------------------------------------------------------------------------
ジロー×樺地
お返しあげる:ジロー→お返しもらう:樺地
メッセージ
ジロー「ちょっと待った!」
ジロー「寝てた!
どこ行った?」
ビデオ通話
樺地 「もしもし。」
ジロー「あ、いたいた。よかったー。そこ、駅の近くだよね?」
樺地 「ウス。駅の近くです。」
ジロー「ホームルームの途中から、俺、記憶なくて・・・」
樺地 「跡部さんに用があり、廊下を通ったときに、寝ているのが見えました。」
ジロー「えー、寝てんの見えた?起こしてくれればよかったのに。ホワイトデー、渡したかったし。」
樺地 「ホワイトデーですか?」
ジロー「バレンタインデー、俺の好きなものとか考えてくれたじゃん?すっげー嬉しかったから、俺も考えたんだ。」
樺地 「ありがとうございます。」
ジロー「今、近くにいるし、ダッシュで渡しに行くから、待ってて!」
樺地 「ウス。」
ビデオ通話後
ジロー「お待たせ、樺ちゃん!」
樺地 「ジローさん。」
ジロー「はい、これ!バレンタインのお返しー。受け取ってくれる?」
樺地 「もちろんです。ありがとうございます。」
ジロー「開けてみて!」
樺地 「ウス。」
ジロー「これすごいっしょ?カラフルなお星様の中に1個だけハートがあるんだって。」
樺地 「すごく・・・綺麗です。」
ジロー「ハート探してみる?」
樺地 「ウス。」
ジロー(樺ちゃん、ちゃんと探してくれてる。見つかるといいなー。)
樺地 「あっ・・・」
ジロー「あった!?」
樺地 「ありました。」
ジロー「おー、ホントだー!こんなに早く見つけるなんて、樺ちゃんやるー!」
樺地 「宝探しみたいで、楽しいですね。」
ジロー「うんうん!きっと楽しいだろうなーと思って、それにしてみたんだ。」
樺地 「とても嬉しいです。ありがとうございます。」
ジロー「そのハート貸して!俺が食べさせてあげる!」
樺地 「ウス。」
ジロー「はい、どうぞ。」
樺地 (ちょっと恥ずかしいけど、すごく嬉しい・・・)
*****************************************************************
お返しあげる:樺地→お返しもらう:ジロー
メッセージ
樺地 「先月は
チョコレート
ありがとうございました」
樺地 「お返しを渡したいです
電話してもいいでしょうか」
ビデオ通話
樺地 「すみません、先程メッセージを送ったのですが・・・」
ジロー「うんうん!バレンタインのお返しでしょ?」
樺地 「今朝からずっと渡したいと思っていたんです。ただ、教室では渡しづらく思い・・・」
ジロー「そうだよねー。三年の教室だと余計だし。」
樺地 「遅くなってしまいました。よければ、受け取ってください。」
ジロー「ありがとー!もらうもらう!」
樺地 「今、どちらにいますか?」
ジロー「公園の木の下ー。俺が樺ちゃんとこ行く?」
樺地 「いえ、自分が行きます。待っていてください。」
ジロー「りょーかい!」
樺地 「では、切ります。」
ビデオ通話後
樺地 (あっ、ジローさんいた。寝てる?)
樺地 「あの・・・ジローさん。」
ジロー「んー・・・はっ!俺、寝てた!?」
樺地 「少し寝ていたようです。」
ジロー「ゴメンねー。ついうとうとしちゃって。」
樺地 「大丈夫です。ですが、まだ外で寝るには寒いので・・・」
ジロー「そーだよね。うん、気をつける。」
樺地 「これ、バレンタインデーのチョコのお返しです。ジローさんの好きなお菓子とブランケットにしてみました。」
ジロー「ありがとー!お菓子だけじゃなくて、ブランケットも!?うれC〜!」
樺地 「寒いときに使ってください。」
ジロー「開けてみてもいい?」
樺地 「ウス。」
ジロー「うっわー、ブランケット羊柄だ!超かわEー!!」
樺地 「喜んでもらえて、良かったです。」
ジロー「お菓子も俺の好きなのばっかだ!ありがとー、樺ちゃん!」
樺地 「ウス。」
ジロー「俺ねー、羊も大好きだけどー。」
樺地 「・・・?」
ジロー「樺ちゃんのことも大好き!!」
樺地 「あ、ありがとうございます・・・」
ジロー「あはは、思わず告っちった。でも、樺ちゃんも俺のこと好きだよね?」
樺地 「ウス。」