丸二日、イキたくてもイけず、しかし、様子としてはイキっぱなしの宍戸の姿を堪能する
と、跡部はやっと、宍戸をその責めから解放してやった。数珠状に繋がった玉を宍戸の内
側から一気に引き抜き、茎に埋められていた棒も抜く。そして、最後に放出を塞き止めて
いた黒いリングを外してやった。
「ふあっ・・・ああぁぁんっ!!」
リングを外した瞬間、今まで外に出ることが許されていなかった濃い蜜が勢いよく溢れ出
す。そのあまりの絶頂感に宍戸は、本気で意識を失いかける。
「は・・・ぁ・・・あっ・・・」
虚ろな瞳で脱力している宍戸の髪をぐっと掴み、跡部は無理矢理上を向かせた。
「意識飛ばすんじゃねぇぞ。分かってんだろうな?」
「ハァ・・・分かって・・る・・・・」
「ならいい。昨日今日は我慢させるような責めだったからな。次はそんな我慢なんて一切
しなくてもいいような責めにしてやる。」
宍戸の体を休ませようなどとは全く考えず、跡部は次の責めの用意をし始める。壁に固定
していた腕と足のベルトを外すと、一日目と同じように、手首には太い鎖のついた手枷を
つけさせる。そして、両腕を頭の上に伸ばさせるような形で天井に吊り下げた。
「跡部・・・これじゃ、肩が・・・キツイ・・・」
腕でしか体重が支えられないというのは、なかなかキツイものがある。それならばと、跡
部は、天使の力で黄金色の大きな釘を何本も出した。
「だったら、さっきみてぇに壁に固定してやるよ。」
「えっ・・・?」
手にしている黄金色の釘を、跡部は宍戸の悪魔の羽に、まるで標本を作るかのように打ち
付ける。
「うあっ・・・ああぁぁっ!!」
「ほら、これなら落ちなくていいだろ?」
「ひぐっ・・・は、羽が・・・あ・・・ぅ・・・」
「安心しろ。終わったらちゃんと元通りにしてやるからよ。」
天使のヒーリング能力は半端ないので、この程度の傷ならほんの一瞬で治すことが出来る。
しかし、羽にも神経が通っているのだ。そんな部分に直接釘が打ち込まれているのだから、
何も感じないわけがない。
「う・・・ハァ・・・」
「仕方ねぇなあ。」
宍戸があまりにもキツそうにしているので、跡部は刺さっている黄金色の釘にすっと手を
かざす。パァっと釘の全てが明るく光ったと思うと、宍戸はその釘が刺さっている部分で
感じる感覚が明らかに変わったことに気づく。
「ふあっ・・・ぅ・・・」
「もう痛くはねぇだろ?」
「い、痛くはねぇ・・けど・・・んんっ・・・」
貫かれた羽が感じているのは、明らかに痛みとは違う甘い痺れであった。ぞくぞくとする
ようなその感じに、宍戸の熱の中心はピクンと反応してしまう。
「本当、テメェは淫乱だよな?こんなのでも、気持ちよくなっちまうんだから。」
「ん・・やぁっ・・・さ、触るなぁ・・・」
釘が刺さっているところを指でなぞられ、宍戸はぶるりと身を震わせる。何もかもが快感
にしか感じない体を恨めしく思いつつも、自分の意思ではどうすることも出来ない。
「さてと、そろそろアレを呼び出してやるか。」
「あ、アレ・・・?」
ガリっと指先を噛み、そこから血を出すと、跡部はその血を使い、床に魔方陣を描き出し
た。そして、今まで宍戸が放った蜜をその中心に垂らしてやると、赤黒い光に包まれ、何
かが姿を現す。
ゴゴゴゴゴ・・・・
「ほう。なかなか高い位の奴が出てきたな。」
「ひっ・・・!」
「テメェは悪魔だから、こいつがどれくらいのレベルの奴なのか分かるんだよな?」
「な・・・何でっ・・・何で天使のお前が・・・・こんな奴、召喚出来んだよ・・・・」
「アーン?俺様は大天使なんだぜ?天使の召喚能力舐めんなよ?」
跡部が召喚したのは、淫獣の一種でかなりレベルの高いものであった。こっちの部類の召
喚は、基本的には悪魔が行うものなのだが、かなり強い力を持っている跡部にはこんなこ
とは朝飯前であった。
「どうやら、こいつは相当腹が減ってるみてぇだぜ。昨日今日出せなかった分、たーんと
こいつに御馳走してやりな。」
「い、嫌・・・あっ・・・お願っ・・・跡部っ・・・やめ・・・・」
宍戸が恐怖に怯えている様は、跡部にとっては興奮を煽る以外、何の感情も呼び起こさせ
なかった。
「そうだ、宍戸。」
「跡部っ・・・」
跡部が何かに気づいたような声を上げたので、宍戸は跡部の気が変わったのかと思った。
しかし、そんな淡い期待は見事に裏切られる。跡部は宍戸に近づくと、既に勃ち上がって
いる熱に手をかざし、何か呪文のようなものを唱えた。
「な、何・・・したんだよ・・・?」
「すぐにココの蜜が空っぽになっちゃつまらねぇだろ?だから、どんなに出してもそれが
尽きないようなまじないをかけてやったんだよ。これで、いくらでも射精の絶頂感が味わ
えるぜ?」
ニヤリと笑ってそんなことを言う跡部の顔は、天使の笑みとは思えないようなものであっ
た。
「こいつが満足したら、解放してやるよ。まあ、どれくらいかかるかは分かんねぇけどな。」
「――――っ!!」
「行け。」
跡部の合図と共に、召喚された淫獣は何本もの触手を伸ばし、宍戸に襲いかかる。伸ばさ
れた触手の先はパックリと割れ、その中から大きな舌が伸びる。早く食事にありつきたい
とそれらの触手は宍戸の下半身に群がり、蜜を搾り出そうと宍戸の茎や蕾を舐め始めた。
「ひああぁぁっ・・・ああぁん!!」
その舌技は絶妙で、すぐに宍戸を快楽の高みへと押し上げる。何本もの舌で敏感な熱を左
右上下から舐められ、宍戸はビクビクと体を震わせ、熱い雫を迸らせる。
「はああぁぁんっ!!」
一度蜜が放たれると、触手達はここぞとばかりにそれを吸い取ろうと茎に巻きつき、さら
にそれを搾り取ろうとする。達しているところで、そんな刺激を加えられれば、絶頂感が
さらに続くことになる。
「んああぁぁっ・・・だ、ダメっ・・・また、イッちゃ・・・ふああぁぁっ!!」
触手の与える刺激に、宍戸はイキっぱなしになる。しかも、跡部の力によって、いくら出
そうとも精液は尽きることがないので、蜜を放つ時の最高の快感状態が途切れない。そん
な強制絶頂責めに追い打ちをかけるかのように、一本の触手が蕾の割り開き、宍戸の中へ
と侵入していった。
「ひあぁんっ・・・な、中っ・・・入っちゃ・・やああぁっ!!」
宍戸の中へと侵入した触手は、内側をじっくり味わうかのように壁をまんべんなく丁寧に
舐め尽くす。ゆっくりじっくり宍戸の中を味わいながら、その触手は奥へ奥へと進んでゆ
く。
「そんな・・・奥っ・・・ダメぇっ!!・・・ふあっ・・・ひっ・・・んああぁっ!」
触手に犯されながら、イキ続ける宍戸を見て、跡部はぞくぞくと何とも言えない快感が自
分の内に走るのを感じる。どうせなら、もっとやらしい言葉を言わせてやりたいと、跡部
はそれを宍戸に求めた。
「宍戸、俺の名前を呼びながら、イク時はイクってちゃんと言えよ。触手に犯されて、ど
んな感じがするのかとかも、ちゃんと口にするんだぜ。」
言えば少しは手加減してくれるだろうと思った宍戸は、跡部の要求を受け入れる。
「ああぁぁんっ・・・跡部っ・・・あっ・・・イクっ・・・イッちゃう――っ!!」
「いいぜ。もっと言えよ。」
「中・・・舐められるの・・・・気持ちいっ・・・ひああっ・・・も・・・ひぅっ・・・
あっ・・・ああぁんっ!!」
ビクビクと激しく痙攣を繰り返しながら、宍戸はさらに激しいペースでいつまでも尽きる
ことのない雫を放ち続ける。宍戸が達すれば達するほど、触手の動きはさらに激しいもの
になっていった。
「くっ・・・ああぁんっ・・・跡部っ・・・はっ・・・ひぃんっ・・・ああ――っ!!」
「最高だぜ。もっともっと達けよ。それで俺様を楽しませてみせろ。」
「ひ・・あっ・・・跡部っ・・・あ・・とべ・・・んっ・・ふああぁっ!!」
強制絶頂に身を投じている宍戸に魅せられ、跡部は心の底からその姿に夢中になる。しば
らくはこの姿を眺めていたいと、跡部は宍戸を責めている淫獣がなかなか満腹にならない
ようなまじないをかけた。そのおかげで、宍戸は本来よりも大幅に長い時間、この責めを
受けることになるのであった。
宍戸を責めていた淫獣が満足したのは、それから三日ほど経ってからであった。その間、
宍戸はずっと達きっぱなしだったため、かなりの体力を消耗していた。淫獣が消えると、
跡部は宍戸の拘束を解いてやり、その腕に抱いた。
「あれだけイキっぱなしで、壊れねぇなんてさすがだな。」
「んっ・・ハァ・・・ハァ・・・・」
「さすがに疲れたって感じか?」
そう尋ねてくる跡部に、宍戸は黙って頷く。少しは休ませて、しっかりと体力を回復させ
てからの方が、この後の責めを楽しめるだろうと考え、跡部は部屋の中心に大きなベッド
を出した。
「少し休んでいいぜ。」
「ほ、本当・・・?」
「ああ。けど、ただ休ませるだけじゃつまらねぇからな。テメェの体力が早く回復するよ
うに、こいつを入れといてやるよ。」
宍戸をふわふわの大きなベッドに寝かせると、跡部は真っ白な十字架を手に持つ。そして、
十字の長い部分を宍戸の蕾に入れた。
「ふあっ・・・んっ!」
「別にバイブとかじゃねぇから安心しろ。天使の力を効率よく伝える伝導体みてぇなもん
だ。」
「でん・・どぅ・・・たい・・・?」
「電気みてぇなもんだから、ちょっとピリピリするかもしれねぇけどな。」
そう言うと、跡部はその十字架を通して、天使のヒーリングの力を送る。跡部の力が強い
ためか、中に入っている部分からパチンパチンと電気が流れるような音が漏れた。
「あっ・・・ひぁっ・・・!」
「そんなに強い刺激じゃねぇだろ?この程度の刺激じゃ、イクようなことはねぇだろうか
らゆっくり休めよ。」
「んんっ・・・ふぅ・・・・」
内側に電気が流れるような刺激を感じながら、宍戸はその体を休める。ほどよく流れる刺
激は内側からマッサージされているようで、今までにはない心地よさを感じる。
「ふあ・・・気持ちイイ・・・・」
小さく体を震わせながら、そんなことを呟く宍戸を見て、跡部はごくんと生唾を飲み込む。
このまま何もせずにいるのは少しもったいないと、跡部もベッドに乗り上げ、宍戸の熱の
前にかがみこむ。そして、口を開けると目の前にあるそれを咥え込んだ。
「んあっ・・・・」
「そんなに激しくはしねぇからいいよな?」
「んっ・・・ぅん・・・・」
強すぎず、しかし、弱すぎもしないその刺激に、宍戸はこくこくと首を縦に振る。じわじ
わと全身に走る甘い快感は、宍戸の頭の中をゆっくりととろかしていった。
長い時間をかけて宍戸を休ませると、跡部は宍戸の熱から口を離した。弱い刺激とは言え
ども、長い間刺激を与えられれば、何度かは達してしまう。しかし、それは、無理矢理イ
カされるのとは異なり、甘い感覚を伴っていた。そんなふうにして、放たれた蜜を跡部は
存分に味わった。
「そろそろ大丈夫だろ?」
宍戸の中から十字架を引き抜くと、跡部はそんなことを尋ねる。釘を打ち込まれたことで
傷ついた羽は元通りになり、疲労感が漂っていた宍戸の表情も随分余裕のあるものになっ
ていた。
「そうだな・・・だいぶ体力は戻ったって感じだぜ。」
「それなら・・・」
パチンと指を慣らし、跡部は今までそこにあった大きなベッドを消してしまう。ベッドが
消えたことで、宍戸は床に座るような形になった。床にペタンと座りながら、宍戸は跡部
の顔を見上げる。
「宍戸。」
宍戸の目線に合わせるように、跡部は膝をつき、宍戸の頬に手を添える。そして、ふっと
その顔に期待に満ちた笑みを浮かべる。
「な・・に・・・?」
「そろそろ繋がろうぜ。」
その一言を聞いて、宍戸の胸は今までになく高鳴り、ひどくときめく。宍戸にとって、跡
部と繋がることはこれ以上ない至福の瞬間であった。それならばと、宍戸は自ら膝と手を
つき、四つん這いになって、跡部のその双丘を晒す。
「随分と大胆なことしてくれるじゃねぇか。そんなに俺が欲しいのか?」
「べ、別にそんなんじゃ・・・」
「ちゃんと、おねだりしてみせろよ。頂戴ってな。」
「うっ・・・」
「言わないと入れてやらねぇぜ?」
ここまで期待をさせられたら、もう欲しくてたまらなくなってしまう。しかも、ここ数日
間長い時間をかけて、慣らされたそこは今は何も入れられていないために、ひどく疼き始
めていた。
「ほら、どうするよ?宍戸。」
「あ、跡部・・・」
「アーン?何だ?」
「跡部の欲しい・・・ちょーだい・・・」
「イイ子だな。褒美に俺様のコレをテメェのココにぶち込んでやるよ。」
ぐいっと宍戸の双丘を掴むと、跡部はひくひくと誘うように震えている蕾に、自身の楔を
突き入れる。長い間慣らされていたにも関わらず、宍戸のそこはほど良い力で跡部の熱を
ぎゅうぎゅうと締めつけた。
「ひあぁんっ・・・跡部のが・・・入って・・・ふあっ・・!!」
「ふっ、なかなかやるじゃねぇか。イイぜ、テメェん中。」
「跡部の・・・気持ちぃ・・・すげぇ、気持ちイイよぉ・・・・」
熱い楔で自分と跡部が繋がっていると思うと、宍戸はもうドキドキして気持ちよくてたま
らなかった。激しく息を乱して、自ら腰を振る。そんな宍戸の期待にもっと応えてやろう
と、跡部も激しく宍戸のそこを犯した。
「ひあっ・・・んあぁ・・・あっ・・・ああぁんっ!!」
「たまんねぇな。すぐにでもイっちまいそうだぜ?」
「あっ・・・跡部の・・・中に欲しい・・・中に出してぇ・・・・」
跡部に夢中になっている宍戸は、平気でそんなことを口にする。言わせようと無理強いし
ているわけではないのに、そんなことを言う宍戸に跡部自身もすっかりハマっていた。
「いくらでもくれてやるぜ。」
「ハァ・・・たくさん・・・欲し・・・・なぁ、跡部・・・」
「いいぜ。ほらよ。」
宍戸のおねだりに跡部は激しく興奮し、ズドンと宍戸の奥を穿つと、一気に熱い雫を迸ら
せる。
「んあっ・・・ひああぁんっ!!」
「ハァ・・・かなり出てるぜ。」
「あっ・・あっ・・・すご・・・中が跡部ので・・・」
ドクドクと自分の中に注がれる雫の熱さを感じ、宍戸は恍惚としながら、全身を震わせる。
そんな宍戸を見て、跡部はさらにやる気になる。
「悪魔の淫乱さは、やっぱ最高だな。」
「ハァ・・・まだ、全然足りねぇよ・・・」
「俺だって、全然足りてねぇぜ。テメェの中が、俺様のでいっぱいになるまで、犯し続け
てやるから安心しろ。」
一度達したくらいでは、全然足りないと二人は何度もまぐわい合う。ほぼ丸一日繋がり合
っていると、さすがに宍戸の中も跡部の蜜でいっぱいになってしまう。
「ハァ・・・も・・中・・・入んねぇ・・・」
「確かにいっぱいみてぇだな。」
少し動いただけでも、ボタボタと蕾の隙間から中に放った蜜が溢れてくるのを見て、跡部
もそんなことを呟く。しかし、まだ全然満足はしていない。とりあえず、今、中にあるも
のは全て出させてしまい、また、注ぎ直してやろうと、跡部は宍戸にとある指示を出した。
「宍戸、今から俺様のを抜くから中にあるもん、全部外に出しちまえ。」
「えっ・・・?」
「出来んだろ?出来ないとは言わせねぇからな。」
「で、でも・・・・」
「口答えしたら許さねぇぞ。」
「う・・・」
こういう場面では跡部の言うことは絶対だ。せっかく中をいっぱいにしてもらったものを
全て外に出してしまうのはもったいないなあと思いつつ、宍戸は跡部の言うことを聞く。
跡部の楔がずるりと蕾から抜けると、宍戸はゆっくりと立ち上がり、壁に手をついた。
「んっ・・・ハァ・・・」
「ちゃんと、俺に見えるようにしろよ?」
「・・う・・・ん・・・」
何にもしなくとも、ポタポタと白い雫が滴っているが、全部出すとなるとそれではダメだ。
跡部に見えるように宍戸は自らの指で蕾を広げると、ぐっと下腹部に力を込めた。
「ひぅっ・・・あっ・・はぁ・・・っ!!」
その瞬間、開かれた蕾からは、大量の蜜が溢れ出す。排泄しているところを見られている
ような羞恥心と、大量の蜜が自分の中から出て行く感覚に宍戸はぶるぶるとその身を震わ
せる。ほとんどの蜜が体の外に出ると、宍戸はずるずるとその場に崩れ落ちた。天使の蜜
はこの世のものとは思えない芳香を持っており、宍戸はその香りにも魅せられる。
「はっ・・ハァ・・・ハァ・・・・」
力なく床に手をついている宍戸に近づくと、跡部は宍戸の頭を捉え、床につくギリギリの
とこをまで押さえつけた。
「・・・・っ!?」
芳香の漂う蜜溜まりに無理矢理顔を近づけられ、宍戸は甘い眩暈を感じる。跡部のしたい
ことが分からずドキドキしていると、跡部が耳元で囁いてきた。
「舐めろ。」
「えっ・・・?」
「せっかく俺様が注いでやったのをそのまま捨ておくなんて勿体ねぇだろ?上から取り入
れりゃもう下からは出ねぇから、今出したヤツ、全部舐めて綺麗にしろ。」
そんなことを言われ、宍戸はゾクゾクしてしまう。跡部に言われるまま、両手を床につき、
今目の前にある白蜜をペロペロと舐め出した。
「ん・・・んっ・・・・」
「可愛いぜ、宍戸。」
「ん・・・はぁ・・・跡部の・・・美味い・・・・」
「当然だろ?もうテメェの中は空っぽなんだよな。じゃあ、また入れるぜ。」
「ひうっ・・・んああぁっ!!」
蜜を舐めている後ろから、跡部は再び宍戸の中に自身を挿入する。味覚、触覚、嗅覚、聴
覚、視覚、五感の全てを跡部で支配される。繋がることで感じられる最高の快楽。そんな
快楽に溺れながら、跡部と宍戸は何日も身体を重ね合わせ、繋がり続けた。
身も心も十分に満足するまで、そのような行為を続けると、二人はこの上ない幸福感を感
じながら、その身を横たえた。全てが終わると、二人は抱き合いながら死んだように深い
眠りに落ちる。数日間眠り続け、先に目を覚ましたのは跡部の方であった。
「とりあえず、この部屋を片付けるか。」
宍戸を寝かせたままで、跡部は今までそういうことに使っていた部屋を浄化し始める。し
かし、浄化をするのは跡部の役目ではない。小さく呪文を唱えると、跡部はとあるものを
呼び出した。
「今回も頼むぜ、トラソル。」
跡部が呼び出したのは、トラソルテオトルという名の女神であった。トラソルテオトルは
不浄の女神と呼ばれており、不浄な行為の浄化を担当している。跡部の言葉に頷くと、ト
ラソルはその部屋を一気に浄化していった。
「サンキュー、また、頼むぜ。」
清廉さを取り戻した部屋を見て、跡部は満足気に微笑む。トラソルもニッコリと笑って、
その場から消える。部屋が片付くと跡部は宍戸を抱いて、下の階にある普段生活している
部屋へと戻って行った。
「ん・・・んぅ・・・・」
宍戸が目を覚ましたのは、跡部が起き出してから一日以上経ってからであった。長い間眠
っていたために、体の疲労感は綺麗さっぱり消え、気分もとてもよかった。
「あれ?いつの間にいつもの部屋に・・・?」
「やっと起きたか。」
「あっ、おはよ、跡部。」
「気分はどうだ?」
「悪くねぇぜ。どこも痛くねぇし、だるくもねぇし。気分はすっきりしてるしな。」
「そりゃよかった。」
ベッドから下りると、宍戸は服を着始める。そして、跡部が何か作業をしているところま
でやってきた。
「さっきから何やってんだ?跡部。」
「今日は天気がいいからな。森の方にピクニックにでも行こうと思って。そろそろテメェ
も起き出すと思ってたし。」
「マジで!?」
「ああ。俺様がせっかく弁当作ってやったんだから、感謝しろよ?」
「おー、すっげぇ、激うまそうだし!!久々の外だし、激楽しみ〜vv」
「こういう楽しみも必要だろ?」
「おう!!へへへ、サンキュー、跡部♪」
いつも通りの生活に戻ったら戻ったで、違う楽しみが待っている。跡部との生活は本当に
飽きることがなく、刺激あり和みありで、最高だと、宍戸は心からの笑顔を見せる。そん
な宍戸の笑顔を見て、跡部も天使らしい穏やかな微笑みを浮かべるのであった。
END.