意識のありか

黒猫が、跡部に真っ直ぐな視線を注ぎながら近付いていた。
これで何度目だろうか。
どこからこの跡部邸に入ってきたのか解らないその黒猫は、相変わらず綺麗な毛質をしている。
まだ触ったことは無いが、触れればきっとさらさらなのだろう。

「・・・てめェも懲りねぇ奴だな」

庭へと続く硝子扉を開け、半ば呆れながらも跡部が猫を招き入れる姿勢を見せる。
おかしな猫だと思う。
外にはドーベルマンもいるのに、一切追い返されずにここまでやってくるのだ。

確か父親は警護のためともう一つ、野良の一匹も敷地内に入れたくなくてドーベルマンを
置いたはずだ。それなのに容易く入れることに、跡部は密かに驚いていた。

細い身体をしならせながら、少しだけ開けた窓の隙間から黒猫が入ってくる。
尻尾の先まで部屋に入ってしまうと、跡部は窓を閉めた。
跡部に、黒猫をどうこうしようという意思は無い。

「ちょっと待て、お前。床が汚れる。良いか、そこから動くなよ?」

にぁん。

飼い主の育て方が良いのか、はたまた人間の言葉が理解出来る程頭の良い猫なのか。
黒猫は跡部の言うことを理解しているようだ。
その場に座り込み、これ以上床が汚れないようにしているらしい。
今までの経験からいって、おそらく跡部が良いと言うまでその場から動かないだろう。
跡部は安心して黒猫の足を拭くための濡れタオルを取りに行った。

ぴん、と黒猫の耳が音のする方へ向けられる。
目当ての人物が、どうやら戻ってきたらしい。

「ほらよ。さっさと拭いちまえ」

黒猫の側に、濡れたタオルが投げられる。
興味深そうに黒猫の目が開かれるのも、毎度のことだ。
跡部は、楽しそうに自らで足を拭く黒猫を見守った。

自らで拭かせるのは、決して跡部の性格上だけの為では無い。
初めて招き入れた時は、なぜか跡部から足を拭いてやりたいと思ったものだった。
しかし黒猫は一切その身体に触れさせることはせず、
触ろうとすれば跡部から逃げ惑うばかりでいくつ迷惑をかけられたか解らない。
だからこそ跡部は黒猫の足を拭いてやったことも無ければ、いまだにその毛質を感じた
ことも無いのだ。

にぁーん。

黒猫が満足気な声を上げる。
拭き終わったらしい猫は、のんびりと背伸びまでしていた。
そうしてソファに座る跡部にアピールするように、とことことそこら辺を歩き回り始める。

「・・・チッ。何でお前はいつもいつも俺様のところに来る?追い返されることも解ってるだろ、
アーン?」

無性に腹が立った。
何度も何度も追い返すのに、この猫は懲りずにやって来る。
跡部も気紛れで構ってやるのは確かだが、たいてい、黒猫は自分が満足すると帰ってしまう。
それが思いの他嫌で、跡部から追い返すことも多々あったのだ。

にぁー。

首を捻りながら、黒猫が跡部の側で一つ鳴く。
それでもこの黒猫の可愛さに気付いてから、せめてその毛質には触ってやろうなどという
理由を付けて、招き入れている。
広い部屋に一人でいるよりか、随分と軽い気持ちになったのは事実なのだ。

「腹減ったら言え。一応聞いてやる」

にぁんにぁん!

黒猫の慌しい声を聞き、跡部から小さな苦笑が零れる。
呆れるというよりは、まるで可愛がるような眼差しだ。

「アーン?腹減ってたのかよ」

にぁ!!!

足元に身体を擦り付ける仕種は、甘えを含んでいる証拠だろう。
主人にあまり餌を与えられていないのだろうか。
いつも来る時は、腹を空かせているような気がする。

「俺様が世話してやるなんて珍しいんだからな。ありがたく思えよ」

にぁん〜!

元気に返事を返す黒猫のために、跡部はソファから立ち上がった。
黒猫はこの家のご飯の美味しさを知ってしまったのだろうか。
こういう時だけ素直に見えるのは、気のせいでは無いような気がする。

「・・・げっ。開いてんじゃねぇか」

猫缶を手の中で弄びながら戻ってきた跡部が、
反射的に隙間が開いたままになっているドアのノブを掴む。
中を見渡すが、当然黒猫の姿は無い。

「アーン?どこ行きやがったんだ、あいつ」

面倒臭いことになった。
どこから来たのか、むしろ飼い猫なのかもまだはっきりしない猫を家に入れている
だなんて、親や使用人に見つかれば何と言われるか解らない。
さっさと見つけて、部屋に押し込めなくては。

不意に、猫の鳴き声が聞こえたような気がした。
しかもその声が普段なら決して聞こえない、玄関の外から聞こえているようだ。

「・・・?」

猫缶を持ったままという、メイド達から言わせれば何とも可愛らしく見えるらしい姿の
まま、広い玄関に向かう。
近付くにつれて犬の声まで聞こえてきた。
もしかしたら猫は玄関にいるドーベルマンに見つかってしまったのではないかと思ったが、
不思議と食い殺されるかも知れないという危機感は感じなかった。

「・・・・・・何やってんだ」

にぁ!

外に出てみれば、ドーベルマンと黒猫が戯れているではないか。
否、ドーベルマンに鼻先で転がされていたから、
黒猫が一方的に遊ばれているだけだったのかも知れない。
横倒しにされ、全く抵抗を示さずにされるがままになっていたのは、
決して怖かったからではないだろう。
その証拠に、呆れる跡部に注がれる黒猫の視線は楽しそうだ。

無性に腹が立つ。
なぜ俺には触らせないくせに、そんな犬には好き勝手されるんだ。
思わず、爪が食い込む程に猫缶握り締める。

「来い!」

にぁあッ?!

黒猫の首根っこを捕え、容赦無く持ち上げる。
初めて触れたという感動なんて解るはずも無い。
ドーベルマン達の悲しそうな鳴き声が聞こえたが、無視をした。

自分でも驚く程大きな音を立てて閉じられる自室の扉に、黒猫が思わず身体を強張らせる。
ただ黒猫がドーベルマンと遊んでいただけじゃないか。
どうしてこんなに腹が立つのか。
自分でも解らない。

「見つかったら追い出されるんだぞ、お前!これが食いたいんだろ!?」

にぁ・・・。

「だったらここで大人しくしておけ!」

黒猫が鋭い悲鳴を上げるのも構わず、手荒にベッドへと放り出す。
もちろん、黒猫は綺麗に着地をした。
しかし一緒に投げた猫缶がいけなかったのだろう。
鋭い悲鳴の原因は、猫缶が黒猫の左前足を掠めたからだった。

にぃ・・・にぃ・・・。

ぺろぺろと傷口を舐める黒猫を見て、跡部がはっとする。
一体、何をしていたのだろうか。
こんな何の罪も無い黒猫を傷付けてどうするのだ。

「・・・傷、手当てしてやるよ」

恐る恐る見上げてくる黒猫が痛々しい。
澄んだ瞳で見つめられると、誰かを思い出すような気がする。

「さすがに、今回は大人しく触らせてくれるんだな」

跡部もベッドに行き、すっかり元気を無くしてしまった黒猫の身体を抱える。
この黒猫は、可愛らしいと思う。
犬と遊ぶなんて猫らしい猫とは言い難いけれど、それでも気紛れで。
勝手に部屋を歩き、寝転び、かと思えば跡部に甘えて、
これが見ているだけで癒されるということなのだろうか。

にぁッ!

そんな事を考えながら手当てをしていると、
どうやら傷口に触れてしまったらしく黒猫が高い声を上げた。
それでも、ベッド脇に置かれた棚から傷薬を取り終えるまでは我慢してほしいものだ。
まだ?と聞くようにして見上げてくる眼差しが心地良い。

「・・・ああ、そうか。宍戸だ」

黒猫を抱えたままベッドに座って、初めて気付いた。
黒い綺麗な毛質といい、能天気な程に気紛れで相手の怖さも考えずに振舞う姿なんて
そっくりではないか。

「・・・あいつとは、いつも喧嘩ばかりだな。お前と仲良くしたら宍戸とも仲良く出来るか?
何てな」

にっ!

ガラにも無いことを自らで詰るように、跡部が苦笑を浮かべて黒猫を見る。
もしかして今、励まされているのは跡部の方なのかも知れない。
一つ鋭い返事を返してくれる黒猫を、跡部は思わず心底可愛らしいと思ってしまった。

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「あいつ・・・また来てる」

部屋の窓をカリカリと爪で引っかいているのは、
決して野良臭さを感じさせない上品でしかも値が張りそうな茶色の猫だ。
気紛れに部屋の窓に現れ、放っていると硝子が擦られる独特の嫌な音を出されると学んだ
のは、つい先日だったりする。
仕方無しに、宍戸は窓を開けた。

ぅなーん。

すとん、と茶猫が綺麗な着地をする。
上品過ぎてこの家には似つかないとさえ思ってしまう。

「なぁ・・・何でここに来るんだ?・・・つっても俺が言うことなんて解るわけねぇか、ッわ!」

突付こうとした宍戸の手が、反射的に引っ込められる。
触られるのが嫌なのか、もの凄い勢いで茶猫が爪を立ててきたからだ。
甘えてくる時だけ触る許可をくれるこの生意気な茶猫に、一瞬、怒りすら覚えてしまった。

「あっぶね・・・!ったく、相変わらず俺様な猫だな」

気丈で気紛れでわがままで。
それすらも猫の良いところだから、宍戸は怒るに怒れない。
別に猫は嫌いではない。
それどころか、この茶猫を見ていると誰かを思い出しそうになるのはなぜだろうか。

ぅなっ。

不意に、顔を洗っている茶猫の前足に目が行った。
小さな爪先から見えているのは、もしかしなくても爪だろう。
もしそうだとしたらかなり伸びているということになり、
猫自身にも猫に構う人間にも危険が及びかねない。

「オイ、猫。ちょっと前足かせ」

ぅなん?

今度こそ本当に引っかくぞ、という意思を見せながらも、
特にこれといって宍戸が強制して来ないせいなのか。
茶猫が大人しく前足を差し出してくる。

「・・・うわ。何だよ、お前。爪研ぎもしてねぇのか?」

時折見せてくれる素直な仕種を可愛らしいと思うものの、それでも、
差し出された宍戸の手に足を置かず、胡坐をかいて座っている膝に足を置くのは、
この茶猫の精一杯の勇気なのだろうか。
素直になりきれない面も可愛らしいと心の内で思うが、
それよりも今は目の前にある爪に注目しなくてはならない。
この爪の状態で攻撃されれば、軽傷では済まなそうだ。

「でも、爪の先は綺麗な形だよな・・・。やっぱり切ってもらってんのか?」

ぅなーん。

主人の器用さを褒められたと思ったのだろうか。
茶猫が自慢気に鳴く。

「このままじゃ危ねぇな。・・・よし、俺が切ってやるよ!」

ぅな?

「爪研ぎ、知らねぇんだろ?何か飼い主にいつも切ってもらってるっぽいし・・・。
爪研ぎの仕方は後で教えてやるからよ」

ぅなん!

元気な茶猫の返事に、宍戸の笑顔が深まる。
まるで会話が成立しているようなこのやり取りが、思いの他嬉しいらしい。
更に爪切りを持ち出した宍戸の膝に、
あまり他人に慣れていないせいか少々緊張気味に身体を強張らせて座る茶猫が可愛らしく
思われ、ますます笑顔が深まった。

壁に寄りかかり自身の身体を安定させて、
しっかりと抱えた茶猫の背後から手伝うようにして爪を立てさせる。
にゅっと出てきたその長さに、思わず宍戸は笑顔を引き攣らせた。

「・・・さっき避けてなかったら俺、どんだけ怪我してたんだろ・・・」

傷口の深さを考えると恐ろしい。

「えっと・・・確か、切りすぎたらヤベェんだよな?」

痛がると聞いたことがあるだけで、実際に切るなんてことは初めてだ。
飼っている犬の爪を、兄が切っているところなら見たことはあった。
きっと、あまり変わらないだろう。

「よしっ。この辺、か・・・?」

ぅな゛ッ!?

引っ込んだ状態のことを考えて、ぱちんと爪を切り落とす。
しかしどうやらほんの少しだけ切りすぎたらしく、茶猫が一瞬、痛みに身体を強張らせた。

「わっ、悪ィ悪ィ!今度はもうちょっと浅く切るからな?な?」

ぅな゛ァー・・・。

暴れたいところを我慢してくれるのは嬉しいが、微かに爪を立てられている左手が少し痛い。
もしかして、まともに触れたのはこれが初めてじゃなかろうか。
そう思うと俄然やる気が出てくるのは、褒められてますますやる気が出てくる心境に
似ていると思う。

右前足が終わる頃には、宍戸もだいたいどこまで切れば良いのか解ってきた。
調子良く、両後ろ足もぱちんぱちんと小気味良い音を立てて切っていく。

ぅな〜ん!

「よっし、初めてにしては良い出来だよな!」

ようやく解放された身体で元気良く飛び跳ねて歩き回る茶猫に、宍戸も笑顔を見せる。
しかし茶猫は一番最初に切ってもらった右前足が気に入らないようだ。
しきりに爪を出し入れしては、不満そうに宍戸を見上げている。

「だから・・・それは仕方無ぇだろ?俺だって初めてだったんだし!」

・・・ぅな。

まぁ許してやろう的な返事に聞こえてしまうのは、気のせいだろうか。
それでも、この茶猫が金持ちの家で飼われているとすれば、
やはり歪で不細工な爪で過ごすのは嫌なのかも知れない。

「・・・金持ち育ちの奴が、爪が不細工っつーのは嫌だろうけどよ・・・ちょっとだけ、
我慢してくれよ。な?」

切りたくて切っただけだから感謝しろなんて思うことはしないが、
それでもなってしまったのだから仕方が無いだろうと思ってしまう。
しかしこの猫は、どうやら切ってもらってすっきりしたという事実が嬉しいらしい。
感謝の意を込めてなのか、宍戸の脚にすり寄り始めた。

「お。金持ち育ちのくせに可愛いとこあんじゃん」

そういえば、跡部も金持ち育ちだったことを思い出す。
相変わらず跡部との喧嘩は絶えない。
それでも、なぜだろう。
この猫の姿と跡部の姿が、かぶってしまうのは事実だ。
例えば、機嫌が良くなると跡部自ら話しかけたりして宍戸を構い出すところなんて、特に。

「・・・跡部と仲良く出来る日とか、来んのかなー・・・」

ぅなん、ぅなん!

呟いて、そのまま床に仰向けに寝転がる。
頷くように鳴きながら腹に乗ってきた茶猫の体重を受けて、
猫を飼うのも良いかも知れないと思った宍戸だった。

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「あ」

翌朝、昇降口で跡部と宍戸が対面していた。
しかし互いの視線は互いの顔を捕えてはおらず、靴を履き替えようとしていた手元に
注がれている。
どうやら声を上げたのも、手元にあるものに気付いたかららしい。

「・・・その手、どうしたんだよ」
「跡部こそ・・・何か爪の形が変」
「・・・・・・・・・」

沈黙が訪れる。
まさかあの猫が、何て事を互いに思っているのは一目瞭然だろう。
心当たりがありすぎて、どれが本当の事なのか解らない。
あの黒猫は宍戸だったのか。
あの茶猫は跡部だったのか。
確認したくともあまりにも現実味が帯びていなさすぎて、聞くに聞けないのだ。
それでも先に口を開いたのは、跡部だった。

「・・・怪我、したのか?」
「え?お、おう・・・・・・多分」

確信が無いのは、気付けば傷があったからだ。
茶猫の爪を切ってやる際におそらく付いたものだろうが、
何せ神経を集中させて切っていたから傷を付けられた記憶すら無い。

「跡部・・・爪、切ったか?」
「ああ。・・・けど、ガタガタすぎてこれ以上整えようが無かったんだ」

原因は、おそらく気付けば力任せに握っていた猫缶だろう。
もしかしたら猫缶に爪が立っていて割れたのかも知れない。
怒りの方が強かったから、事実がどうだか解らないのだが。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

再び沈黙が訪れる。
共通しているのは、互いに“心当たりのある手”という事だ。
気になるけれど、跡部は何も言わないし、宍戸も何も言わない。
言わないというより、言えないのだろう。

確かに喧嘩も多いけれど、それは何かしらの事で相手が気になるから突っかかって
しまうせいだ。喧嘩しない朝というのも、有りなのかも知れない。

「・・・・・・じゃあ、な。放課後、部活で会おうぜ」

頭が回転しないままに、宍戸がさっさと靴を履き替えてしまう。
おそらく。
否、確実に宍戸は混乱している。

「あ?ああ・・・そう、だな」

持ったままだった靴を下駄箱に入れ、跡部もさっさと履き替える。
すれ違う度に交わされる挨拶に跡部も返事をするが、生返事に過ぎない。
跡部もまた、混乱しているのだ。

―――――どう、しようか。

それぞれの席につき、二人は考える。

―――――どう、しようか。

思いがけない事で、相手への興味が増してしまった。
何気ない日常を過ごしていたはずなのに、それは一気に変化を見せ始めたのだ。

―――――どうすれば良い?

自覚した気持ちは、そう簡単に取り消す事など出来ない。
だからこそ、困る。
ただの喧嘩相手では無かったことに喜びを覚えれば良いのか、それとも落胆すれば
良いのか。

―――――どうしたら良い?。

淡い気持ちが膨れ上がる。
とりあえず二人に出来る事は、互いに別の方向から歩み寄ってみることだけだ。
喧嘩は忘れて。
まずは友達として。
この先、どう転ぶかは解らないけれど。

―――――たまには、一緒に帰ってみるか。

満足のいく答えに、二人の顔には自然と笑顔が浮かび上がるのだった。

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ぅなーん!
にぁぅ!

氷帝学園内にある、綺麗に整備された芝生の上。
その日の日差しと芝生の感触を気に入ったせいか、二匹の猫は飽きる事無く転がって遊び
まわっている。
見ている方が楽しくなってしまう程、その光景は微笑ましいものだ。
どうやら互いに気に入った人間を追ってやって来て、ここで出会ったらしい。
最初の警戒心はどこへやら、今ではもうすっかり打ち解けているようにしか見えない。

二匹の猫が縁を運んできたのか、それとも二人の人間が縁を作ったのか。
それは誰にも解らない。


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お題提供で頂いた小説、パート2ですvv
もう二人とも可愛らしいですね〜。
素敵すぎますよ☆
猫、やっぱり大好きです!!
猫=宍戸さん&跡部様って公式が頭の中で出来上がっちゃってます。
こんな素敵な小説をいただいちゃって、ホント嬉しいと思いますvv
ありがとうございました!!

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