(最近は忙しくて、あんまり跡部の家に行けなかった。だから、昨日久しぶりに泊まりに
来て、楽しく過ごせると思ってたのに・・・思ってたのにぃ〜!!)
「跡部――っ!!何してんだテメェはあっ!!」
昨日の夜から宍戸は跡部の家に泊まりに来ていた。いつもと同じようなことをして、いつ
もと同じように眠り、いつもと同じように起きたのだが、目を覚ますとあることがいつも
と全く違っていた。それが、屋敷内全部に聞こえてしまうのではないかと思うほどの、絶
叫につながった。
「朝っぱらからうるせーな。何だよ?」
「何だよじゃねぇ!!俺が寝てる間に何しやがった!?」
「アーン?ちょっとした悪戯をな。」
ニヤニヤと笑いながら、反省の色もなしに跡部はそんなことを言う。そんな態度にカチン
ときた宍戸は、跡部の胸ぐらを掴んだ。しかし、その瞬間、妙な違和感を感じる。
「ちょっとした悪戯ってレベルじゃねぇだ・・・ろ?」
「どうした?」
「・・・・・・」
その違和感を確かめるために、宍戸は恐る恐るパジャマの上から跡部の体もとい胸部に触
れる。そこにはマシュマロのように柔らかいふくらみがあった。
「!!!???」
「テメェよりかはあると思うぜ。何なら見てみるか?」
「い、いい!!マ、マジでテメェ何考えてんだよ!?俺だけならまだしも、何でテメェま
で・・・」
「この前似たようなことしたら、何で俺だけって怒ってたじゃねぇか。だから、今回は俺
様も一緒になってやろうと思ってな。」
飄々とそんなことを言ってくる跡部に、宍戸はもう呆れて物も言えない。本当に何がした
いのか分からないと宍戸は、大きな溜め息をついた。
「・・・で、今回は何がしてぇんだ?言っておくけどな、外に遊びに行くとかなら即行で
却下だからな。」
「それも楽しそうだと思ったが、今回はやめておくぜ。どうせ嫌がられるのは、分かって
たしな。今日は家で存分に楽しめる遊び方があんだよ。」
「???」
こんなことをして家でする遊びは何だろうと、宍戸は少し不安になる。懐疑心たっぷりの
目で跡部の行動を見ていると、跡部はどこからか大きな紙袋をいくつか出してきた。その
紙袋の中身を一つずつ出し、床に並べてゆく。
「まず、これが氷帝だろ?で、これが青学。不動峰もあるぜ。あと、これがルドルフで、
山吹に立海。それから、六角も一応な。」
学校名を言いながら、跡部が床に並べているモノ。それは、各学校の女子の制服であった。
それを見て、嫌な予感がする。
「こ、こんなんどうしたんだよ?」
「氷帝のは、まあ、普通に手に入んだろ?青学は不二、山吹は千石、立海は仁王、六角は
佐伯がこういうことしたいって言ったら、快く手に入れてくれたぜ。不動峰とルドルフの
は、氷帝に偵察にくる女子がどこの学校か分からないで困ってるって話したら、橘と赤澤
が用意してくれた。」
「うわあ・・・」
用意してくれたメンバーを聞いて、宍戸は愕然としつつも何となく納得してしまう。橘と
赤澤は善意だったとしても、他のメンバーは絶対面白がってやっていると思いつつも、こ
こにそのメンバーがいるわけではないので、文句も言えない。
「こんなの用意して、どうすんだよ?」
何となく分かってはいるが、一応聞いてみる。案の定、跡部の口から出た答えは予想通り
のものであった。
「そんなの決まってんだろ?『着せ替え遊び』だ。」
「・・・激ダサ。」
「アーン?テメェに拒否権はねぇ。ちなみに断ったら、恥ずかしい写真撮って、他のメン
バーにバラまくからな。」
「はあ!?それ、メチャクチャ脅迫じゃねぇか!!」
「知るか。さあ、どうする?」
そんなことを言われれば、断ることは出来ない。悔しそうにしながらも、宍戸は合意する
以外出来なかった。
「くそ、こんなことするのは今日限りだからな!!」
怒ったような口調で宍戸は言う。強制的ではあるが、宍戸に認めさせたことに気をよくし
た跡部は、早速着替えようとパジャマを脱ぎ始める。
「わあ――っ!!ちょ、ちょっと待った!!」
「何だよ?」
「おっまえ、ちょっとは恥じらえよ!」
「別にテメェも同じなんだから恥じらう必要なんてどこにもねぇだろ。」
「で、でも・・・」
いつもとは違う跡部の体に宍戸はドキドキ。体は女になっていても、意識は男のままなの
だ。なるべく跡部の方を見ないようにしながら、宍戸もおずおずと着替えを始める。
「そんなにデカくはねぇが、形はいいんじゃねぇの?」
「うっひゃあっ!!」
パサッとパジャマを脱ぎ捨てたところで、跡部が後ろから普段だったらあるはずのない胸
を鷲掴みにしてきた。そんなことをされ、宍戸は硬直してしまう。しかも、跡部は上にま
だ何も着ていない状態で、ピッタリと背中にくっついてきているのだ。
「ふ、ふざけるな!どこ触ってやがる!?」
「アーン?どこって、触られて分からねぇか?」
「ぎゃー、揉むなー!!」
恥ずかしげもなく胸を触ってくる跡部に、宍戸は軽い混乱状態。身をよじって、跡部から
逃れようとするが、思った以上に強い力で抱きしめられているため逃げることが出来ない。
「は、離せっ!!」
「そうだな。そろそろ着替えなきゃだし。まあ、まずはオーソドックスに氷帝でいくか。」
氷帝の制服を取り上げると、跡部はそれを何の気なしに身につけてゆく。もちろんワイシ
ャツは跡部仕様で、普通のものよりも丈がいくらか短くなっている。
「ほら、テメェも着ろよ。」
「お、おう・・・」
裸のままでいるわけにはいかないので、宍戸も渡された制服を身につける。体が女になっ
ているので、着ること自体に抵抗はないが、見慣れた制服のため、どこか気恥ずかしさを
感じる。
「さすが俺様。完璧な着こなしだぜ。」
全身が映る鏡を見ながら跡部は言う。確かに宍戸から見てもその着こなしは、とても魅力
的なものであった。
(うわ、跡部、普通に美人だし。もうそのまんま俺のストライクゾーンだ。)
そんなことを考えながら、跡部を見ていると、その視線に跡部が気づいた。ニヤリと笑い
ながら、つかつかと宍戸の前にやってくる。
「な、何だよ?」
「俺様、似合うだろ?」
「ま、まあ、体も女になってるしな。似合って当たり前なんじゃねぇ?」
「テメェも似合ってるぜ。よし、まずは一枚。」
「へっ?」
パシャっ
ピカッとフラッシュが光ったかと思うと、いつの間にか跡部の手にはデジカメがあり、そ
れが自分に向けられていた。あまりに唐突な出来事だったため、宍戸は言葉も出ない。
「・・・・・」
「おっ、なかなかよく撮れてるぜ。」
「い、いきなり何しやがんだっ!!」
「せっかくこういう格好するんだから、写真撮らなきゃ損だろ?ほら、次はツーショで撮
るぜ。」
「おわっ・・・」
ぐっと肩を抱くと跡部は、自分達の方にカメラを向け、シャッターを押す。パシャっとい
う音と共に、再びフラッシュが光った。
「しゃ、写真とかマジ勘弁してくれよ・・・」
「写真撮らなかったら、ここまでした意味がねぇじゃねぇか。いろんなポーズで撮りたい
からな。次はソファでだ。」
写真集を撮るが如く、跡部はソファやベッド、床や椅子に座ったりして、様々なポーズの
写真を撮った。二人で撮りたいところはリモコンで撮り、一人で撮りたいところは被写体
にならない方が撮るという形で撮った。
「よし、次は青学いくか。」
「・・・何か、青学の制服ってかなり個性的というか何というか・・・・」
「俺は結構可愛いと思うけどな。ほら、着るぞ。」
「・・・はあ。」
セーラータイプでありながらも、色や形に特色のある青学の制服は、宍戸にとっては少し
着るのに抵抗があるデザインであった。しかし、跡部は着る気満々。もう流れで着るしか
ないと宍戸もその制服を身につけた。
「だいぶ氷帝のときとは雰囲気変わるよな。」
「そりゃそうだろ。同じだったらつまらないじゃねぇか。」
「まあ、そうだけどよ。」
何となく自分がどんな感じになっているのかが気になり、宍戸はチラッと鏡をのぞいてみ
た。
(あー、意外と普通かも。)
まだ頭の中では、体が男であるという認識があったので、この可愛らしいデザインの制服
を着ることに違和感があったが、鏡の中に映っているのは、普通の女の子。違和感など全
く感じられない。
「宍戸、ちょっとこっち来い。」
「お、おう。」
ソファに呼ばれ、宍戸は素直にそこまで行く。机の上にカメラがあるのが気になったが、
宍戸は跡部に隣に腰掛けた。すると、どこから取り出したのかピンク色のリップを手にし、
後ろから抱えてやるようにして、跡部は宍戸の唇にそれを塗ってやった。
パシャっ
「えっ!?」
「かなり今のはいい図だと思うぜ。ちょっと確かめてみるか?」
机の上にあるデジカメを手に取り、跡部は画像を確認する。そこには、青学の制服を着た
二人の美少女が、仲良く化粧をしているという図にしか見えない画像があった。
「うわあ、ありえねぇー。」
「さすが俺様。思ったとおりの構図だぜ。」
「てか、マジで女同士って感じだよな。」
「感じっつーか、実際そうだろ。」
「まあ、そうなんだけどよ。何か自分じゃないみてぇで変な感じ。」
まじまじとデジカメの画像を見ながら宍戸は呟く。ここまで変わっているのなら、別に少
しくらいはっちゃけたことをしてもよいかもしれないなあという気分になってくる。
「跡部、もっと撮るか?」
「何だよ?やっと乗り気になったか?」
「うーん、まだ微妙なんだけどよ、これはこれで面白いかもしれねぇなあと思って。」
「俺様としては、そう思っててくれた方が都合がいい。それじゃあ、服変えていろいろ撮
ろうぜ。」
宍戸がやっと乗り気になってくれたことを嬉しく思いながら、跡部は次の制服を手に取る。
それぞれの学校の制服でそれぞれ見合ったシチュエーションやポーズで、何枚も何枚も写
真を撮った。各学校の制服で、ある程度撮り終えてしまうと、跡部はまたどこからか、さ
っきとは違う服を持ってくる。
「まだしばらく薬の効力は切れねぇし、もう少しいろんな服で撮ろうぜ。」
「いろんな服って?」
「さっきの制服も十分コスプレだけどよ、他のタイプのも欲しいだろ?」
そう言って跡部が宍戸の前に出したのは、いかにもコスプレという感じの様々な職種の制
服だった。メイドにナース、スッチーに婦警さん、女医に巫女さん、OL、ロリータなど
など、どこからそんなものを手に入れてきたのだという服がずらりと宍戸の前に並べられ
た。
「すげぇな・・・」
「どれから行く?俺としては、女医とナースとか結構いい感じだと思うんだけどよ。」
「別にどれでもいいんじゃねぇ?どうせ最終的には、全部着るんだろ?」
「まあな。じゃあ、今言ったやつから行くか。」
服だけでなくその職種にあったオプションもたくさん用意してあり、写真を撮る際のバリ
エーションとしては事欠かない。宍戸も既に乗り気モードなので、特に嫌がるということ
もせず、跡部がしたいと思うことに全て付き合ってやった。
そんな遊びをしてからしばらく経って、氷帝レギュラーメンバーが一同に集まる機会があ
った。そんな時、メンバーが全員集まる前、跡部は何かを楽しげに眺めている。
「跡部、何ニヤけてんだ?気持ち悪ぃぞ。」
「アーン?聞き捨てならねぇな。」
「俺も岳人に賛成やな。さっきから何見てそんなにニヤけてるん?」
ただいまここにいるのは、跡部、岳人、忍足、滝の四人だ。他のメンバーは用があるのか、
まだここには来ていない。その中の二人にそんなことを言われ、跡部は眺めていたそれを
バンとテーブルの上に置いた。
「何これ?」
「何か写真集みたいだけど・・・」
「どれどれ・・・」
テーブルの上に置かれたそれを三人はパラパラとめくってみる。そこには見たことのある
ようなないような、しかし、誰が見ても可愛い、美人だと言える美少女が様々なコスプレ
で映った写真がたくさん並んでいる。
「跡部もこんなん見るんやな。」
「てか、結構キワドイ写真もいっぱいだよね。」
「つーかさ、ここに映ってる二人、どっかで見たことあるんだけど・・・」
「そりゃそうだろ。そこに映ってるのは全部、俺と宍戸だからな。」
『っ!!??』
跡部の言葉を聞き、三人は絶句。確かにそう言われればそうであるが、そこに映っている
のはどう見ても女の子だ。
「えー、だって、これどう見ても女の子だよ?」
「例の薬でな、女になって、リアル着せ替え遊びをしてみたんだ。楽しかったぜ。」
「着せ替え遊びって・・・そんな範疇じゃないで、これは。」
「ホント、ホント。てか、これ見る限りでは宍戸も結構ノリノリだよな。」
「初めは嫌がって怒ってたんだけどよ、そのうち乗り気になって、こんなのも撮ってくれ
たんだぜ。」
そう言いながら、跡部はページをめくり、かなりキワドイ写真を見せる。構図的にも、服
の着かたも、表情も、かなりギリギリな写真に三人はドキドキしてしまう。
「うわあ、超エロい。」
「跡部と宍戸って分かってても、体が女になってるから、ちょっとドキドキしちゃうよね。」
「ホンマに。よく宍戸、こんなん撮らせたなあ。」
そのあたりのページは、だいたいそんな写真ばかりだったので、パラパラとめくりながら、
三人は赤面する。何だかいけない写真集を見ているようだと思いつつも、好奇心から見ず
にはいられない。
「遅れてスイマセン!!」
「ウス。」
「HRが長引いちゃって。」
と、遅れてきた二年生メンバーが慌てた様子で入ってくる。跡部と宍戸の写真ではあるが、
そんな写真ばかりを見てたので、それを見ていた三人はドキッとする。
「お、遅かったね。」
「まだ、始まってないから問題ないけどな。」
「とりあえず鞄置いて座っとき。」
「はい。」
「ウス。」
「・・・ん?何見てるんですか?先輩達。」
鞄を置きつつ、日吉は岳人達が何かを見ていることに気がつく。その言葉にギクッとなり、
三人は誤魔化すように笑った。
「あ、あはは、何でもないよ。」
「そーそー。ちょっとお前らには刺激が強すぎるかなあって。」
「こら、岳人っ!!」
「あっ、ヤベっ・・・」
そんなことを言われれば、余計に気になってしまう。何とか三人が見ているモノを見よう
と二年生メンバーは協力して、それを取り上げた。体格的にも力的にもこのメンバーは二
年生には敵わない。
『あっ!!』
「見るのは構わねぇが、汚すんじゃねぇぞ。」
他人事のように、跡部はそんな言葉を二年生メンバーにかける。岳人達から取り上げたそ
れを、三人は興味津々というような様子で見る。始めの方は普通に見ていた三人であった
が、先程まで岳人や忍足、滝が見ていたページのあたりになると、顔を真っ赤に染める。
「こ、これ、跡部さんの私物ですか・・・?」
「ああ。まあな。」
「というか、これに映ってる人、すごく跡部さんと宍戸さんに似てますよね。まあ、女な
んで本人ではないでしょうけど。」
「いや、それ、全部、俺と宍戸だぜ。」
『えーっ!?』
「でも、これ、どうみても女の人ですよ?」
「滝と全く同じこと言いやがるな。薬で女になって撮ったんだよ。なかなかよく写ってん
だろ?」
『・・・・・・』
物凄いことをするなあと、鳳、樺地、日吉も言葉を失ってしまう。
「俺達、まだ最後まで見てないんだけど。」
「そうだぜ。俺らにも見せろ!」
「じゃあ、みんなで見ましょうよ。」
「ウス。」
みんなで跡部自作の写真集を見ていると、バタバタと外から走る足音が聞こえる。程なく
して、宍戸がそこへ飛び込んできた。
「悪ぃ、遅れたっ!!」
『あっ・・・』
「遅かったじゃねぇか。何してたんだ?」
「急に委員会の仕事が入っちまってよ。ん?テメェらそんなとこに固まって何してんだ?」
「跡部と宍戸のすっごい写真集見てんの。」
「は?」
「宍戸、意外と大胆だよね。」
「何のことだよ?」
全く状況が理解出来ない宍戸は、てくてくと六人のそばまで歩いて行った。そして、六人
が見ていると思われる写真集に目を落としてみる。
「っ!!!???」
「跡部さんも宍戸さんも、すごく美人ですよね。どの服も似合ってますし。」
「ウス。」
「なっ・・あ・・・何だよ、それ!?」
今目の前にあるものが信じられず、宍戸は動揺しまくる。恐る恐るそれを手に取って、ペ
ージをめくってみると、見覚えのある写真がずらりと並んでいた。しかも、その雰囲気を
強調させるような加工がバッチリ施されている。
「は、はは・・・嘘だろ?」
「いや、よく撮れてたからよ、加工して俺が写真集に・・・」
プチっ
誇らしげにそんなことを言う跡部に、宍戸の中で何かが切れた。その写真集を跡部に向か
って思いきり投げつける。
「ぐはっ!」
「ふざけんな!!もうテメェなんて知らねぇ!!」
今来たばかりなのに、宍戸はすぐに出て行ってしまった。写真集を当てられた跡部は、怒
ってると思いきや、顔を押さえながら、口元は笑っていた。
「ふっ、アイツの照れ屋なところには本当まいるぜ。」
『はいっ??』
「俺は宍戸を連れてくる。テメェら先にミーティング始めてろ。」
怒っているのか、本気で言っているのか分からないまま、跡部は宍戸を追いかけその教室
を出て行った。残されたメンバーはどうすればいいか分からず困惑する。
「跡部、怒ってると思う?」
「さあ。今のセリフ、結構素っぽかったからな。」
「宍戸も災難やなあ。」
「ミーティングどうします?」
「跡部さんがいないとどうにもなんないですからね。とりあえず、またこの写真集でも見
ておきます?」
『そうしようか。』
日吉の提案で、そこに残されたメンバーは再び跡部の作った写真集に目を落とす。
「ゴメーン!!超寝坊しっちゃったC〜!・・・って、あれ?」
「あっ、ジロー。面白いもんあるぜ。ジローも一緒に見よう!」
「えー、何々〜!?超気になるC〜!!」
一番遅れてきたジローも含め、跡部と宍戸以外のメンバーは跡部の作った写真集を見て楽
しむ。しかし、この写真集の被写体である跡部と宍戸は、学校のどこかで熱いバトルを繰
り広げているのであった。
END.