想ひ歌 〜左近×伏木蔵〜


 
 てのひらも この身も小さき ものなれど
        込めた想ひは 海にも劣らず 
鶴町 伏木蔵
  (手のひらも体も小さいですけど、このプレゼントに込めた
       左近先輩が大好きだって気持ちは、海にも負けないくらい大きいです!)
 想ひたる 君がくれつる 砂糖菓子
           口に心に 幸せはこぶ 
川西 左近
  (好きだと思っている君がくれた、甘い甘い砂糖菓子
       それを一つ口にすれば、口の中も心の中も幸せな気分でいっぱいになる)
 
「左近先輩!これ、ばれんたいんのお菓子です!」
「ばれんたいん?」
「南蛮のイベントで、好きな人にプレゼントをする日だそうです。」
「へぇ。」
「だから、このお菓子はぼくから左近先輩へのプレゼントなんです!」
「えっ・・・あ、ありがとう。」
「あんまりお金もなくて、大きいプレゼントは買えなかったんですけど、左近先輩が大好き
 って気持ちは、いっぱいいっぱい込めました!」
「そ、そっか(くそ〜、可愛すぎだろ・・・)。食べてもいいか?」
「はい!!」
(うわあ、すごく甘い・・・)
「どうですか?おいしいですか?」
「ああ、甘くて、柔らかくて・・・すごくおいしい。」
「よかったです。」
「(そんな顔で笑うのは反則だろ ////)お、お前も一口食べるか?」
「いいんですか?」
「当たり前だろ。もともとお前がくれたやつだし。それに二人で食べた方がおいしいからな。」
「わーい!!ありがとうございます!!」
 



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