七夕 ―左近×伏木蔵―



    

「スリリングでドキドキすることって、どんなことだよ?」
「すごいスリルがあって、ドキドキわくわくするようなことです!」
「ちょっと言い方変えただけじゃないか。まあ、不運なことじゃないならいいかな。」
「本当ですか!?」
「スリルがある時点で、不運と紙一重だけどな。」
「大丈夫ですよ。たとえちょっと不運なことがあったとしても、左近先輩となら問題ないです!」
「どんなだよ?それ。」
「それに、ぼく、左近先輩の願い事も叶えたいと思いますしね。」
「あー、何だ、うん。何て言うか、お前は笑ってた方が可愛いし、その・・・・・」
「左近先輩といると、とっても嬉しい気持ちでいっぱいになりますから、たくさん笑顔でいます!」
「そ、そっか。あ、ありがとな。」
「たくさんたくさん笑顔でいますから、左近先輩もいっぱい笑って下さいね!」
「ああ。分かった。」



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