滝さんへ。
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　　バレンタインデーがもともとは手紙を書く日だってことは、知ってましたけど、
　　いざ書くとなると緊張しますね。
　　何を書こうかすごく迷っちゃいますけど、本当の気持ちが書けたらいいなあと
　　思ってます。
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　　俺、氷帝の先輩達はみんな尊敬してますけど、滝さんだけは特別です。
　　滝さんは、俺のことすごくよく見ていてくれて、
　　俺のこといつでも考えてくれてますよね？
　　他の人が気づかないくらいの俺の気分の変化に気づいて、助けてくれるし、
　　落ち込んだりした時には、たくさん励ましてくれますし。
　　そんなさりげない優しさが、すごく俺の中で力になってます。
　　逆に俺がすごく迷惑かけてるんじゃないかって、心配になっちゃうくらいです。
　　こんなこと書いても、きっとそんなことないよって笑ってくれるんでしょうけど。
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　　滝さんとは学年が違うんで、一緒にいられる機会はそんなに多くないですけど、
　　一緒にいられる時間はすごく楽しいですよ。
　　少しぐらい嫌なことがあっても、
　　滝さんと会うとどこかに飛んでいっちゃうくらいです。
　　俺としては、もう少したくさん滝さんといれたらいいなあって思います。
　　俺、滝さんのこと大好きですから。
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　　何か文字で書くのってすごく恥ずかしいですね。
　　すごく照れちゃいます。
　　この手紙で、俺の想いが少しでも滝さんに届いてくれればいいなあと思います。
　　俺、今日が誕生日でよかったです。
　　誕生日で好きな人に好きだって、堂々と言える日なんですから。
　　大好きです、滝さん。
　　これからもずっと一緒にいて下さい。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳳長太郎より。

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