ソファの上に座ったまま、跡部は宍戸の胸の飾りを弄っている。宍戸は既に下は何も身に
つけていず、上もワイシャツを羽織っているだけの状態だ。そんな格好で跡部の足を跨ぐ
ような形で膝をソファにつけて座っている。
「少し弄ってやっただけでこんなになるなんて、テメェもだいぶこういうことに慣れてき
てんな。」
「あっ・・・ぅ・・・そんなことねぇ・・・」
「そんなことなくはねぇだろ。こんなに可愛らしく立たせておいて何言ってやがる。」
そう言いながら、跡部はきゅっと少し強い力で宍戸のそれを抓んでやった。その瞬間、宍
戸はビクっと身体を震わせ、一際大きな声を上げる。
「あっ・・ひんっ・・・!」
「メチャメチャ感じまくってるじゃねぇか。息も上がってきてるしよ。」
「あぅ・・・だって・・・」
跡部の言葉責めに宍戸はすっかり涙目だ。何度か跡部とこういう行為をしているが、まだ、
慣れるというところまでいっていないのは確かだった。しかし、回数を重ねるたびに着実
に感じやすくなってきていた。
「ここを弄りまくってるのもなかなかだが、そろそろこっちの方も触ってやらねぇとな。」
赤く充血した突起から手を離すと、跡部は視線を宍戸の下腹部に向ける。あからさまに高
ぶっているそれを見られ、宍戸の顔は羞恥の色に染まる。
「や・・・見るなっ・・・」
「胸弄られてやっぱ感じてたんじゃねぇか。早く触って欲しいって涙流してるぜ?」
透明な蜜が溢れ出してきている熱の先に跡部は弾くように軽く触れる。そんな些細な刺激
にも宍戸は過敏に反応した。
「あっ・・・んっ・・・!」
「イイ反応だぜ。心配すんな。ちゃんと触ってもっと気持ちよくしてやるからよ。」
ニヤリと笑って、跡部は右手で宍戸の熱を掌で包む。そして、絶妙な加減でその熱の塊を
上下に擦ってやった。自分でする時には絶対に得られないような刺激に、宍戸は猫が鳴く
ような高い声を上げた。
「んっ・・あぁ・・・あっ・・・あんっ・・・」
「どうだ?悪くねぇだろ?」
「あ・・・すげっ・・・気持ち・・いっ・・・!」
「それじゃこんなのはどうよ?」
先走りの蜜で濡れてきている手をいったん広げ、中指と人差し指の先だけを使い、下から
上に向かって、側面を撫で上げる。
「ふあっ・・・あっ・・・・」
柔らかいくすぐったいような刺激に宍戸は、甘い吐息を漏らす。そんなふうに油断をして
いるところで、跡部は先端の小さな孔を思いきり擦り上げてやった。突然の大きな刺激に
宍戸はビクビクと身体を震わせ、溜まっていた濃い蜜を吐き出した。
「ひあっ・・・ああ――っ!!」
「あーあ、出しちまった。」
「あっ・・ぁ・・・だって・・・今のは・・・」
「そんなに溜まってたのか?ほら、テメェの、超濃いぜ。」
見せつけるようにして、跡部は指についた宍戸の真っ白な蜜を口に運ぶ。独特のその匂い
にクラクラしながら、宍戸はひどく恥ずかしくなる。
「そんなの・・・舐めんなよぉ・・・」
「何でだよ?テメェの蜜、最高だぜ?」
「跡部のアホ・・・・」
あまりの恥ずかしさに半分涙声で宍戸はそんな悪態をつく。しかし、そんな態度をとる宍
戸も可愛くて仕方がないと、跡部は宍戸の右頬に愛情を込めてキスをしてやった。
「テメェのその恥ずかしがってる顔が、余計に俺を煽るんだぜ。」
「んなこと言われても・・・恥ずかしいもんは恥ずかしいんだよっ・・・!!」
「なら、まだまだテメェは俺のこと煽ってくれるってことだな。」
ニヤっと笑いそんなことを言う跡部の言葉を聞いて、宍戸はもう何も言い返せなくなって
しまう。真っ赤になってうつむいている宍戸を楽しそうに眺めながら、跡部はポケットか
らあるものを出した。それは掌に収まるほどの小さな瓶であった。中には無色透明のトロ
っとした液体が入っている。
「・・・?何だよ、それ?」
「ああ、これか。別に大したもんじゃないぜ。テメェが痛くないようにと思ってな。」
「へっ・・・?どういう意味だ?」
「分からねぇか?テメェのココを慣らすのに使うんだよ。」
瓶を持っているのとは、反対の手で跡部はまだ全く慣らしていない蕾に触れる。軽くそこ
に触れられただけで宍戸の身体はピクンと反応した。
「こういうのがあった方が痛くねぇからな。テメェもその方がいいだろ?」
「まあ・・・痛いよりはマシかも・・・」
「なくても俺様の手にかかりゃ、痛みを与えないなんて楽勝なんだけどよ、まあ、より気
持ちよくなる効果もあるみてぇだしな。どうせするんだったら、気持ちいい方がいいに決
まってるし。」
そう言いながら跡部は瓶のふたを開け、宍戸の放った蜜でまだ少し濡れている右手に中身
の液体を垂らす。トロッとしたその感じがとてもやらしく、宍戸はその光景を見つめなが
ら、ごくっと唾を呑んだ。
「それじゃ慣らすぜ?」
「お、おう・・・」
別に言わなくても言いと思ったが、逆に言われなければ言われないで不安になってしまう。
そんな心理をよく心得ているなあと思いながら、宍戸は緊張をほぐすためにゆっくり息を
吐いた。
「ハァ・・・」
トロトロのローションで濡れた跡部の指が双丘の中心に触れる。一瞬身体が強張ったが、
跡部はいきなり指を中に入れるということはしなかった。宍戸の緊張をほぐすかのように
表面だけをゆっくり撫でる。濡れた指でそこを撫でられる感覚は疼くような、しかし、程
よい快感を伴っている。そんな感覚に宍戸の身体からは自然と力が抜けていった。
「はぁん・・・」
「じっくり慣らしてやるから安心しろ。そんないきなりつっこんだりしねぇからよ。」
しばらく表面だけをなぞっていると、宍戸の蕾は何かを求めるようにひくひくと収縮し始
める。そのあたりで跡部は再び透明な液体を指に絡めた。そして、ゆっくりと入り口をほ
ぐすかのように中指の先を中へと入れる。
「んんっ・・・!」
その感覚に少しの違和感を感じるが痛みは全く伴っていない。入り口のあたりをぐるりと
広げられる感覚はむしろそこだけで感じられる快感を呼び起こす。
「はっ・・あっ・・・跡部っ・・・」
むずむずと疼いてくる蕾をもっと弄って欲しいと、宍戸は中学生とは思えぬほどの色気を
放った顔で跡部を見つめた。しかし、跡部は決して急がない。宍戸に負担を与えないよう
にゆっくりとそこをほぐしてゆく。焦らされるような、しかし、少しずつ快感が高まって
いくような跡部の愛撫に宍戸はすっかりとろけていた。
「あっ・・・あんっ・・・ハァ・・・ぅ・・・」
「だいぶほぐれてきたな。自分で分かるか?宍戸。」
「んっ・・・分かる・・・跡部の指、気持ちイイ・・・」
「少し奥まで入れるぜ。」
入り口付近だけを弄っていた指を跡部はもう少し奥まで入り込ませる。その感覚に驚いた
のか宍戸のそこはきゅっと跡部の指を締めつけた。
「あっ・・・はんっ・・・!」
「悪くねぇ締めつけだな。内側も掻き回して気持ちよくしてやるから、期待してろよ?」
中で指を少しずつ動かし、跡部は宍戸の内側を刺激する。内側を揉みほぐされるような指
使いに宍戸のそこはだんだんと柔らかくなっていった。ある程度ほぐれると、跡部はいっ
たん指を抜く。そして、今まで以上にたっぷりと何本かの指にトロトロのローションを絡
めた。
「何・・・?」
トロンとした瞳で宍戸は尋ねる。しかし、その質問に跡部は口では答えず、行動で示して
やった。ローションですっかり濡れた指をまとめて二本、宍戸の中に突き入れる。程よく
ほぐれた蕾は簡単にそれを咥え込んだが、宍戸にとっては今までになく大きな刺激となっ
た。
「ひゃっ・・・あっ・・・!!」
「二本ともしっかり飲み込んでるぜ。」
「あっ・・・あぅ・・・」
先程とは比べ物にならないほどの圧迫感に宍戸は跡部のシャツをぎゅっと掴み、ガクガク
と下肢を震わせる。この状態で指を動かしてやったらどうなるのだろうという好奇心から
跡部はぐりっと指を内側で動かした。
「ひっ・・ああっ!!」
「中、そんなにイイのかよ?」
「分かんねぇ・・・でも、むずむずして・・・指動かされると・・・気持ちいい感じが電
気流されてるみてぇにビリビリって・・・・」
「面白い表現するな。気持ちいいってんなら問題ねぇよな。」
宍戸の気持ちいいという言葉を聞いて、跡部は先程よりいくらか激しく指を動かし始める。
内側を掻き回し、タイミングよく抜き差しを繰り返す。ぐちゅぐちゅと濡れた音が響き、
宍戸の耳を刺激する。
「あっ・・・はぁ・・・あ・・んんっ・・・!」
「すっげぇイイ音立ててるぜ。聞こえるか?」
「いやぁ・・・恥ずかしい・・・」
「なあ、保体で前立腺って習ったか?」
「へっ・・・?あー、聞いたことはある気がするけど・・・」
「ここらへんにあるんだぜ。」
その部分をピンポイントで狙い、跡部はぐりっとそこを刺激する。その瞬間、宍戸の身体
に耐えられないほどの激しい快感電流が駆け抜けた。
「あっ・・・ああぁんっ!!」
信じられないほど強い快感に宍戸は頭が真っ白になり、達してしまう。初めての感覚に何
が起こったのか分からず、呆然としながら跡部の顔を見た。
「気持ちイイだろ?」
「な、何・・・?今の・・・」
「男だったら、ここを弄られると嫌でも感じちまうんだ。今日は特別にここらへんを中心
にマッサージしてやるぜ?」
「やっ・・・そんなことされたら・・・・」
あんな快感を断続的に与えられたらおかしくなってしまうと、宍戸は首を振る。しかし、
跡部はそんなことはお構いなしに内側に埋め込んである指を使って、絶妙な力でそこに刺
激を与え続けた。
「ひっ・・あっ・・・ああっ!!」
「可愛いぜ、宍戸。その顔もその声も。」
「あぁんっ・・・跡部っ・・・そこばっか・・・やっ・・・」
「何でだよ?気持ちいいだろ?」
「気持ちよすぎて・・・わけわかんなくなっちまう・・・」
「でも、テメェの腰、もっとしてぇって言ってるみてぇに動いてるぜ。」
「それは・・・」
あまりの快感に宍戸の腰は無意識に揺れていた。何も考えられなくなってしまう程の気持
ちよさと少しの羞恥心。それが宍戸の理性をすっかり奪ってしまう。
「んんっ・・・跡部ぇ・・・」
跡部の首に腕を回し、甘い声で宍戸は跡部の名を呼ぶ。その声に跡部は下半身が熱くなる
のを感じる。
「どうした?」
「ハァ・・・もう・・・指じゃ・・やだ・・・・」
「どういう意味だ。」
「跡部の・・・コレ・・・」
跡部の足を跨いでいる状態なので、どれだけ跡部の熱が高まっているかは肌で感じられて
いた。嫌というほど慣らされたそこは、もっと大きな何かを無意識に求めている。息を乱
しながら、宍戸は跡部のズボンのジッパーに手を触れた。
「コレを・・・俺ん中に・・入れて欲しい・・・」
まさかそんなおねだりをされるとは思っていなかったので、跡部はニヤけてしまう。もう
その言葉だけで、跡部の理性はぶっつり切れた。宍戸の中から指を抜き、欲望の象徴を自
ら外気に触れさせる。
「いいのかよ?指とは比べ物にならないくらいすごいぜ。」
「いい・・・早く・・・入れて・・・・」
「そこまで言うなら仕方ねぇな。」
早く入れてという言葉にぞくぞくしながら、跡部はすっかり濡れている宍戸の蕾にその熱
を押し当てる。そして、ゆっくりと宍戸の蕾を押し開くように咲かせていった。
「んんっ・・ふああっ・・・!!」
跡部に貫かれながら、宍戸は背中を仰け反らせ、ビクビクと身体を痙攣させた。そんな宍
戸の身体をしっかりと支えながら、跡部はさらに奥へ奥へと入り込んでゆく。
「ハァ・・・全部入ったぜ。」
「ハァ・・・あっ・・あぅ・・・あ・・・」
「テメェの中、熱くて柔らかくて、でも、程よく締めつけてきて、最高に気持ちイイぜ。」
「あっ・・お、俺も・・・跡部のおっきくて・・・すっげ・・熱くて・・・身体の中から
溶かされちまいそうなくらい・・・気持ちイイ・・・」
「そりゃ光栄だな。だったら、もっともっと気持ちよくしてやるぜ。」
宍戸の腰に手を添え、宍戸のいいところを抉るかのように動かす。その動きに合わせるか
のように、宍戸は自ら腰を揺らし始めた。
「あっ・・・はん・・・いっ・・ああっ・・・」
「イイぜ。その調子でもっと腰動かせよ。」
「あ・・とべっ・・・ふっ・・・あ・・ああっ・・・」
「ハァ・・・本当、絶妙に締めつけてきやがる。」
あまりの快感に跡部は余裕がなくなるのを感じる。しかし、その口元には笑みが浮かんで
いた。
「宍戸。」
「ハァ・・・な・・に・・・?」
「テメェは全部俺のもんだぜ。俺ほどテメェのことを想っている奴はいねぇ。」
「んんっ・・・そ・・だな・・・」
「それからな・・・」
「んっ・・・何っ・・・?」
快感の波に揺られながら宍戸は必死で跡部の言葉に答えようと言葉を紡ぐ。そんな宍戸を
心から愛しいと想いながら、跡部は宍戸にしか見せない極上の笑みを浮かべて次の言葉を
続けた。
「俺は全部テメェのもんだぜ、宍戸。」
その言葉を聞いた瞬間、宍戸は身体だけでなく心までもが跡部で満たされるのを感じる。
あまりの心地よさに気を失ってしまいそうになるが、このまま何も感じられなくなってし
まうのは惜しいと宍戸は意識を決して手放すまいとした。
「ハァ・・・跡部・・・」
何とか今自分の感じていることを伝えようと宍戸は、しっかりと跡部の目を見て言葉を紡
ごうとする。しかし、なかなか言葉に出来ない。そんなもどかしさを感じていると、跡部
がゆっくりと唇を重ねてきた。
「んっ・・・」
「俺は、テメェとこういうとしてるときも、してなくても一緒に居られれれば、すげぇ幸
せだって感じてるぜ。」
自分が伝えたかったことを跡部がきちんと言葉にしてくた。だったら、自分は心からその
言葉に頷けばいい。宍戸は跡部に負けないほど幸せそうな極上の笑みを浮かべて頷いた。
「俺も・・・激幸せ・・・・」
その想いが重なりあった瞬間、二人はほぼ同時に絶頂を迎えた。全てが満たされる恍惚感
を感じながら、二人はしばらく抱き合ったままその余韻に浸っていた。
後始末を済ませ、脱いでいた服をしっかり着ると宍戸は跡部に甘えるように寄りかかる。
もう帰らなければいけない時間なのだが、それが惜しくて仕方がない。
「宍戸、そろそろ帰んねぇとダメだぜ。」
「うー、まだ、跡部と一緒に居たい。」
「その気持ちは嬉しいけどよ、親が心配するだろ。」
「跡部と一緒って言ってあるから大丈夫。」
「ダメだ。ほら、送ってやるから立て。」
まだ帰りたくないと宍戸はソファで膝を抱え、動こうとしない。本当にこういうところは
子供っぽいなあと半ば呆れつつ、跡部は携帯電話を取り出した。そして、カチカチと操作
をすると、誰かに電話をするためそれを耳にあてる。
「もしもし、お世話になってます。跡部です。今、亮君と一緒にいるのですが、勉強をし
ている中で、私の自宅にあるルネサンス期の絵画を見せるということになりまして・・・
はい、それでもしよろしければ、亮君を自宅に招いて今日は泊まってもらいたいと思うの
ですが、どうでしょうか?・・・いえ、迷惑なことなんてありません。明日はちょうど休
日ですので。はい、はい、よろしいですか?分かりました。ありがとうございます。明日、
必ずご自宅まで送りますので。はい、それでは失礼します。」
全然意味の分からない話を目の前でされ、宍戸は呆然としてしまう。携帯電話を閉じると、
跡部は宍戸の方を見て、ニッと笑った。
「今日は俺の家に泊まっていいってよ。」
「えっ!?」
「ったく、本当テメェは世話が焼けるよな。いずれにしても、下校時間はとっくに過ぎて
んだ。マジでそろそろ帰るぞ。」
「帰るって・・・跡部んちに?」
「だからそう言ってんだろ。不満なのか?」
「い、いや、全然!!むしろ激嬉しい!!」
「フッ、なら行くぜ。テメェはまだ俺と一緒にいたい寂しがり屋だもんな。」
「さ、寂しがり屋なんかじゃねぇよ!」
「何だ?だったら、そのままテメェの家に連れて帰るぜ。」
「うっ・・・それはやだ。」
「ははは、冗談だ。忘れ物すんなよ。明日は学校休みなんだからな。」
「お、おう。」
まだまだ跡部と一緒に居られるということになり、宍戸は顔が緩むのを抑えられない。さ
っきの行為のだるさなど吹っ飛んでしまうほど、宍戸の心はうきうきとしていた。そんな
宍戸を連れ、跡部は社会科準備室を後にした。
to be continued